驚いた!目が離せない映画です/パク・チャヌク監督『イノセント・ガーデン』

ギンレイホールで今日まで。朝、作業の段取りしてたら『あれ、もしかしたら今日のこのボリュームだと、映画行けなくもなくもないんじゃない?』、と気が付き、ワシワシがんばってギンレイホールでの本作品最終上映に行ってきました。間に合った。感想は、行ってよかったーあぁ行ってよかったー見といてよかったー、この変態さんいらっしゃーい映画め! パク・チャヌク監督はオールド・ボーイの監督ですね。あらすじはWikipediaから。

インディア・ストーカーの父は、毎年彼女の誕生日には庭のどこかにプレゼントとして靴を隠しては彼女に探させていた。 18歳の誕生日、プレゼントの中身は靴ではなく、たった一つの鍵だった。そのあと、彼女の父が急死した。
母と二人きりになった彼女のもとに、謎めいた叔父チャーリーが現れる。
ストーカー母子と同居しだしたチャーリーの魅力に段々と惹かれていくインディアだったが、ストーカー家の家政婦やインディアの大叔母といった、彼女の周辺の人々が次々に姿を消していった。

インディア役をミア・ワシコウスカ、ティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』、『アルバート氏の人生』など。インディアの母親はニコール・キッドマン、ニコール・キッドマンの解放感あふるる「ザ・母親」な湿度がたまらねぇっす。叔父さんのチャーリーはマシュー・グッド、澄んだ青い瞳から放つ狂気がすさまじい。

ワンシーン、ワンシーン、目が離せないつくりで、いやいやもうこんなとこまで気を配って撮影するんですか、この監督は! アメリカの空気がこんなに濃密なはずはない、この空気は、韓国映画でよく描かれるある時代独特のあの国の空気ではないか。ミステリーだからとかスリラーだからとかそれだけでなく、目ぇかっと開いてスクリーンを凝視し続けた作品でした。靴をテーマにした作品なので、足フェチの男性は見に行くといいんじゃないかなー。面白かったです、グッ! ミワちゃんの仕事ぶりはエライっす、これからはヤング・ナオミ・ワッツと呼びたい。

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