本屋さんの書棚を見ながら歩いてたら、野呂エイシロウさんの本が目に止まった。お友達がTwitter でやりとりしてるのを何度か見ていて、こういう本を書く人なんだーと初めて知り買ってみて読んだ。
大学生の頃から毎年年間一千万以上ガンガン稼いでいる野呂エイシロウさん、稼いで稼いで稼いでいるのに貯金はゼロ、「忙しいから仕方ない」を言い訳に部屋はちらかりっぱなし、財布の中にいくらあるかわからない、とうとう借金が一千万円を超えて、『あわわわわ、これじゃいけない』と初めて「お金」と真剣に向かいあうことに。
稼ぐ人って、また稼げるってわかってるから、バンバンお金使っちゃうのよな、きっと。十歳年下の高給取りの知り合い男子、かなりの高所得なのに貯金がないのです。勤め先は高所得を約束してるけどブラック企業、終電に乗って帰れればいいほうでほとんどタクシーで帰宅、飲むのが好きなボスに連れられてザギンやギロッポンにお伴することもしばしば、タクシーで帰りマンションの手前のコンビニでラーメンかおやつを買って、腹いっぱいになったところで就寝。この前、三ヶ月ぶりにあったら、たいそう立派なお腹になってて、見事なジャケットのパッツンパッツンぷりに悲しくなり「腹いっぱいじゃないと幸せじゃないって考えたら大間違いだよ!!!!」と諄々と諭す(全然「諄々」じゃない口調で)。お金がざる、お酒もざる。彼のお嫁ちゃんが財布をゆるーく管理してるのが救い。マンションの目の前にコンビニがあるのもデブの源だ。十五年前は美少年だったのに、Jリーグの下部組織のなんたらにはいっているくらいスポーツも得意だったのにー!!!!
この本から得た今回の教訓、「バーゲンには行かない」。バーゲンで安く出てるものがあれば買おうなんていう考えは間違いのもとだし時間の無駄。長い目で見たら、必要なものをほしいときに定価で買うほうが、よい買い物になる。あぁっ、昨日、某ショップのバーゲンに行ってしまいました、お買い得なものが出たらなにか買おうと思ってたけど、そんな考えで不要なものを買ってしまってもタンスの肥やしにもならないのよー!!! 「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら止めておけ」ですよねー。うわーん。
クレジットカードは使わないように、と本には書かれていたけど、私、クレカ出費問題をクリアしたよ! お小遣い帳に、現金の出費は青いペンで、クレカの出費は赤いペンで書くことにしましたの。クレカって大きな買いのときしか使ってなかっただんけど、最近はリアルショップやオンラインショッピングの決済で使うことが増えてきているので、毎日のお小遣い帳に赤いペンでその日のうちに書き込むようにしてます。そうしますと全体が把握できるようになりますでしょ。これ、よござんすよ。
あとは高橋のポケット家計簿を使えばバッチリですわ! 花がらがファンシーで恥ずかしいので、カバー面をひっくり返して、ディック・ブルーナのポストカードを挟み込み補強して使ってます。