性欲の強いバービー人形と/映画「ペーパーボーイ 真夏の引力」

ペーパーボーイ 真夏の引力 [DVD]

作品情報はギンレイホールのサイトから。キャストを加筆しつつ。
「変態さんいらっしゃーい」カテゴリの作品です。
字幕は、海外ドラマ「LOST」の吹替翻訳でおなじみの小寺陽子さん。

THE PAPERBOY
2012年 アメリカ映画 英語 107分 DCP R15+
監督:リー・ダニエルズ
出演:ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー
配給:日活

1969年、真夏のフロリダ。問題を起こして大学を追われたジャック(ザック・エフロン)は新聞記者の兄(マシュー・マコノヒー)の事件調査を手伝うことになる。調査の依頼人で謎めいた美女シャーロット(ニコール・キッドマン)と出会うと心奪われ、事件の真相をめぐる複雑な人間模様に巻き込まれていく… ひと夏の青春物語をスリリングに描いた衝撃のミステリー!

「THE PAPERBOY」とは「新聞配達少年」のこと。なになにこの映画、イケメン少年俳優だったザック・エフロンに大人の階段登らせる作品なのかしらん、とのんきに行ってみたら全然違いましたー。ぎゃーん。

ニコール・キッドマンが、「バービー人形みたいな格好してるけど、性欲の強い40代のイロキチ姐さん」というキャラクターで出演してるのですが、まぁすごい、奥様、ちょっとご覧になって、なんてはしたないこと!!!、という強烈さ。ニコール・キッドマンって、よく見るとそんなに美人じゃないんだけど、とても魅力的な女優さんだと思います。

フロリダ州の沼地でワニを捕獲しながら生計を立てている貧しい所帯で、物語は大きく動くのですが、アメリカの南部ってそういう土地多いの? ハッシュパピー~バスタブ島の少女~もルイジアナ州が舞台だったけど、こういうところに貧しい人々は追いやられるのか、と思うと暗澹な気持ちになります。あのシーン見たら、ワニの鞄が欲しくなくなったから安心していいよ、自分!

ちなみにこの作品「The worst films of 2012」にきっちり入賞してます。ぎゃぎゃーんと目を覆いたくなる場面がいくつかありましたのは事実ですが、なんというかもうバービー人形のニコール・キッドマンが脳裏から離れなくて。狂言回しの黒人メイドのアニタを演じたメイシー・グレイがよかった。しかしフロリダ、怖い所! 

4 COMMENTS

はつき

あら?もしかしたらギンレイホールでニアミスしていたかしら。
わたくし、ギンレイの公開初日に、「マジック・マイク」の方を見ておりました。
雪の日なのに、8割がた席が埋まっていてびっくりしましたよ。

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ukasuga

入れ違いですな! 私は6時の回からみました。今回のギンレイホールは、ペーパーボーイでザック・エフロンのお兄ちゃん役をやったマシュー・マコノヒー(と、アメリカ)特集と思われます。
マジック・マイクにも出てますよね? こっちも見に行きますよ。ギンレイホールよ、永遠に!

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ukasuga

ちなみに私が見た回は、かなり空いてましたよー。あまり楽しい作品じゃなかったのかしら。

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はつき

マシューANDフロリダ特集^_^。
マシュー・マコノヒー、好きなんですよん♡

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