リバースのヤスケンさんも大出世/映画「龍三と七人の子分たち」

龍三と七人の子分たち [DVD]

たけし映画見るのって何年ぶりなのだろう。もしかして座頭市以来かもしれない。あれは劇場で土曜の夜中に見たのじゃった。あらすじはwikipediaから。

かつてヤクザの組長を務めた龍三は息子・龍平のもとで隠居生活を過ごしているが、ヤクザの息子と白い眼で見られていた過去から家庭の中でも窮屈な生活を送っている。連休に龍平が妻の実家へ帰省、留守を預かる最中に半グレ京浜連合からオレオレ詐欺の電話がかかる。示談金が揃えられない龍三は元子分のマサと詫びとして指つめを行おうとし受取人は恐れをなして逃げ出す。その夜、かつての仲間だったモキチも京浜連合とトラブルを起こし、マル暴の刑事村上から彼らの存在を知った三人はかつてのヤクザ仲間、敵対した組長達と暴力団『一龍会』を結成し京浜連合と抗争を開始する

この映画を見る数日前に「水曜どうでしょう」の「対決列島~甘いもの国盗り物語~」を見返してて、安田顕さんの函館ソフトクリーム事件、小岩井農場リバース事件、お麩を食べるのにお茶を全部飲んじゃった事件、じゃんけんで負けて魔神の足を引っ張ったの事件など数々の失態をニヤニヤと見守っていたわたくし。そんな安田顕さんが、この北野武監督作品で敵の頭目を演じているわけで、やだもう経済ヤクザのスーツ姿が超かっこいい(ケイちゃん、そこだけでも目をカッ開いて見てくるがよい!)、「やぁーやぁー鈴井貴之!」、あぁ小岩井で牛乳を盛大に戻したときからなんと長い年月が経ったことなのでしょう、と!

水曜どうでしょうDVD第23弾『対決列島~甘いもの国盗り物語~』

お話は、かっこいいおっさんはいくつになってもかっこいいものだねぇと再確認できるものでして、藤竜也さんはもとより近藤正臣さんが『ちくしょう、セクシーじじいめ』と唸りたくなるほど格好良くて、彼らに襲いかかる刺客の詐欺師のみなさんがそれなりの方ばかりでこれがまた絵になっておりまして、藤竜也の息子役の勝村政信さんの小物っぷりがまたよく、その奥様役を池谷のぶえさんが演じててここでもまたニヤニヤしまして、そういうニヤニヤキャストを楽しむお話でございました。お話は少々のんびりしてるようにも感じられましたが、なにしろご老人映画ですので、そういうものかとも思われます。行政にのっとったカーアクションもがんばってまして(トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」を見たあとにいろいろ言っちゃいけません)、名古屋市中央卸売市場での大乱闘もよござんした。

機内放送で。来月、ギンレイホールでやるみたいです。

参考情報:なごやロケーションナビ

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