ザ・イタリアン創業一家!/映画「あしたのパスタはアルデンテ(原題: Mine vaganti)」

 
こんのゆるふわ邦題がぁぁ。あぁん?
原題の「 Mine vaganti 」は、動く地雷とでもいう意味らしいです。
「パスタ工場の話だから・・・」ってああいうタイトルになったんだとしたら、えぇ、「ハイスクールはダンステリア」並のゆるふわ冒涜やも。いや、もっとすごい冒涜、この世にたくさんあるんですけどね、「しあわせの隠れ場所」とかねっ!
今日のあらすじは「シネマトゥデイ」から。
パスタ会社社長の息子トンマーゾ(リッカルド・スカマルチョ)は、家族には経営学部と偽って文学部を卒業し、小説を執筆していた。さらに大きな秘密を抱える彼は、長兄のアントニオ(アレッサンドロ・プレツィオージ)が新社長に就任する食事会でそのことを告白しようとした矢先、兄が驚がくの秘密を発表。トンマーゾは何も言い出せないまま、兄の代わりに会社の経営を任されてしまい……。
イタリア人、鼻たかーっ!! まつげ長ーっ!!!!
時代がかかったオープニングで物語が始まり、ラストもすっごく映画らしい、あまりにも映画らしい幸せなエンディングでした。なんというか、すっごく「誰寝」っぽい映画でもありました。だって食べるかお茶するか飲むかのシーンばかりだったし、武井咲似のニコール・グリマウドはおかちゃんに見えてくるし、目からなにか出しながら生きてる人も数人でてくるし・・・なんて誰寝感! 特にエンディングがっ! 
主人公の様子を見にローマからやってきたお友達たちと海で遊ぶシーンがあるのですが、まぶしかったわよー。そりゃーまぶしかったわよ、ティーン・エイジャーじゃない世代の青春のキラキラですよー。
ヒロインのニコール・グリマウドがとってもすてき。なんて長くて綺麗な脚!!! ドライビングシューズからハイヒールに履き替えるシーンがありましたが、その数十秒間だけで、ご飯三杯いける殿方がこの世に数人いるに違いないです。ハンサム目白押し映画でもあります。ちょっとした目の保養としても楽しめます、なんてたって街並みも風景も美しいしね。
「北イタリアのいい男は全員ゲイ!」ということわざがあると聞きましたが、SEX AND THE CITY でも「ニューヨークのいい男は全員ゲイ」ってセリフがありましたよね。あれってなにかしら、「へっ、あの葡萄はすっぱいに違いない」という童話の狐と同じ心理なのかしらね、ゲッシッシ。

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