あらすじはギンレイホールのサイトから。
ニューヨーク社交界の花形だったジャスミンは裕福なビジネスマンの夫との結婚生活も何もかもうまくいかず、どん底に落ちていた。再びやり直そうと妹の暮らす質素なアパートへと身を寄せるが… ひとりの女性の転落人生を容赦なく映し出した辛辣なヒューマンドラマ!
この解説、うまいねー。大事なところをきちんとボカシてますねー。没落セレブを見事に演じきったケイト・ブランシェットさん、すごか女優さんねー。「ペコロスの母に会いに行く」の赤木春恵さんと同じくらいすごかねー。
没落セレブのケイトたん、命からがら(?)ニューヨークから少ない荷物を提げて、妹が暮らすサンフランシスコにやってくる。ルイ・ヴィトンのトランクケースにナチュラルカラーのでっかいバーキンを提げてやってくる。莫大な借金を背負っている彼女は持ち物のほとんどを手放しており、ほほぅ、その状態でなんとか手元に残したお洋服が、彼女のリアル・クローズだというのですね、なるほど、マダム、参考になります。シャネルのジャケットとシルクのブラウス、品の良いジーンズとそれにあわせたすっきりした(でもぶっ高い)デザインのカジュアルな白いシャツ、グレーの華やかだけどさらっとしたカーディガン、さらにシャネルのツィードの濃いベージュのワンピース、ジャージーニットの明るいベージュのワンピース、なるほどなるほど、これだけのラインナップがあればエレガントな女性としての面目を保てるというわけですね、メモメモ! 最近のウッディ・アレンの映画は、衣裳やアクセサリーが大変にグォージャスで目の保養になりましてよ。身長174cmとかなり背のお高いケイト・ブランシェットさん、でっかいバーキンが似合うわ―、すてきだわー。長身美人セレブの物語「ミラノ 愛に生きる」をもう一度見返したいわ―、うふふふー。
ウッディ・アレンさんはなんでこの作品をつくろうと思ったのかしらん。ケイトさん、それはそれは素晴らしい演技でしたけど、ウッディさん、節税対策で作ったのかちらん? そんな映画でございましたよ。でもウッディさん、現在78歳なのよね、こんな作品作れるなんて素晴らしいことね。
ギンレイさん、このあとすごいよー。うふふ、楽しみ!
http://www.ginreihall.com/schedule/index.html
9月後半 名画座ギンレイホール40周年特別企画 神楽坂映画祭
10月前半 フルートベール駅で/それでも夜は明ける
10月後半 超高速!参勤交代/WOOD JOB!
11月前半 インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌/グランド・ブダペスト・ホテル
11月後半 ルビー・スパークス/her 世界でひとつの彼女