正月二日から田中慎弥にまみれたぜ!!!
「夜蜘蛛」、大変しっかりした紙の素晴らしい装丁のご本です。小説の本文ページで、こんなに厚いしっかりした紙をめくるのは初めてかもしれません。ブックデザインのお仕事してるお友達に「これ、ちょっと厚くない?」と触っていただきたいくらいのしっかりした紙。文藝春秋社。
光石研いいねー、いいねー。日本の映画でおっぱいをたくさん拝めるのは単館上映系作品だけなんじゃろうか。いやぁもう汗だくの光石研の中年男の皮膚感と、サバサバとした田中裕子がよいです。西村賢太の「苦役列車」は森山未來・前田敦子・高良健吾と爽やかポップに描かれたのに、この重苦しい純文学感が、よいです!!!
こんなふうに新年から田中慎弥にまみれて今年、良いことあるのかしらん!! あるよね!