「Clint Eastwoodが監督した実在のバンドをモデルにした映画」、それ以上でもそれ以下でもない予備知識で臨んで鑑賞。おぉぉぉ、「シェーリィー、ウォンウォーン」とか「君の瞳に恋してる」の方たち「フォーシーズンズ」がモデルなのですか、ほぅほぅほほう。いや、わたくし、映画見ている最中にこの二曲を歌っている方たちが同じ人だと初めて知ったくらいですもの、アメリカのショービズに疎いものでして。
いやぁもう、オチのリンゴ・スターに全部持ってかれましたわ。Clint Eastwoodさんにもこんな素敵でハッピーな演出ができるのですか、という楽しくなっちゃうエンドロールで、あの、クリストファー・ウォーケンさんがっ、両手をパパンと打ちながらダンスするシーンが拝めるんですけど、その2秒を見るためだけでもこの映画を見る価値があるかもしれません。いやぁ、眼福でした。
ギンレイホールで、6月5日まで。