落ちこぼれてエレベスト-若き野口健の自伝

 
背表紙だけ見て、すぐに書店でカバーをつけてもらったので、どんな表紙の本か知らなくて、今、Amazon の画面で表紙画像を見て、わっかーい!と思った次第。
野口健の若い頃に書いた自伝。今から10年前に出版されたものですが、落ち着きのあるわかりやすい文章。でも、子供時代のいたずらの度を越しっぷりにあわわわー・・・・、そりゃー外交官のおぼっちゃまともあればあわわー・・・・、といったおぼっちゃま不良少年時代を経て、イギリスの全寮制の日系寄宿舎へ。落ちこぼれこれでいいのか悶々としている日々、植村直己の著書「青春を山にかけて」に出会い、イッキに山に目覚める。山で自分の存在意義を見出したい、とがむしゃらに登り始める。そして山をはじめて五つ目に登った山が、いきなり、ヨーロッパアルプスの最高峰のモンブラン・・・あわわー・・・・なんやそれー・・・・。世の中にはいろんな青春があるんだなー、あわわー。そりゃー経済的な環境、海外なれしている家庭環境など、いろいろな事情はあるけれど、この行動力、なんやそれー。
今、野口さんは、エレベスト清掃登山や富士山清掃登山に積極的に活動しており、twiiter を見ていても、今回の震災でいろいろと動いている。自分の発言に責任を持ち、その行動に責任を持つ人で、私は好きです。こういう人物は、こういう青春を経て生まれるのか、というのがわかる物語。今後も彼の活動をウォッチしていきます。今、また山に向かっているのよね。すんごいきれいな写真!
http://blog.livedoor.jp/fuji8776/archives/52132345.html

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