司馬遼太郎「人斬り以蔵」


連休後半、本棚の棚卸をやっていたら、司馬遼太郎がごっそりでてきた。
その中に「人斬り以蔵」という短篇集を見つける。
岡田以蔵はどうやって死ぬんだっけと思い、昨年の「龍馬伝」のキャストに脳内変換して読む。うーむ、武市半平太にもうちょっと笑いのセンスがあったら違う幕末が迎えたかもしれんぜよ。
その人斬り以蔵の次の話が、「割って、城を」。こっちは古田織部の話。
戦国時代もおわり、家康が覇権を握ったあと、ある老武士・鎌田刑部に古田織部重然からお召抱えの誘いがくる。古田織部ってだれだっけ・・・あー、あの茶の湯の古田か!その古田がなんでまたオレを?、と思いながらも、すてきなおみやげももらっちゃったことだし、召し抱えられることに。対面してみたら、古田重然と鎌田刑部、年齢も近く、姿かたちが驚くくらい似ている。士官してからしばらくしたある日、大阪城落城後から六ヶ月経った頃、古田重然は豊臣氏と内通していたのではないかと嫌疑をかけられ、切腹を命じられる。重然は潔く腹を切る・・・・、が、それは、実は鎌田行部で、重然本人は九州に逃げ、余生をひっそりと過ごした、という話。
うん、司馬遼太郎の小説だからね!!ほんとかどうかはわからないよ!!!

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「へうげもの」も5巻から全然買ってないので、そろそろまとめ買いするかのぅ。

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