私達の未来はどうしてこんなことになってしまったのか/牧野 知弘「2020年マンション大崩壊」

2020年マンション大崩壊 (文春新書)

郊外に家や土地を残したまま都心に回帰してくる「勝手流コンパクトシティ」が行われているいま、地方や首都圏郊外はえらいことになってます。都心三区だって施設の老朽化が進み、築40年・50年の「ビンテージマンション」といえば聞こえはいいが、いうなれば「アンティークマンション」は、いくらリノベで内装を綺麗にしても、建物の血液である配管設備の老朽化にまではなかかな手をいれることができず、空室が目立つマンションは見えないところでスラム化が進んでます。大変! 超大変!! あと少子高齢化なめるな! このまま進むとほんまえらいことなるでー。空き家問題は国家レベルでの問題になってくでー。日本って土地の私権がつよすぎるのもあかんねんな。タワーマンションなんてこの10年で首都圏だけで520棟建ってるんやでー、既にコモディティ商品やでー、30年後にはまた次の多摩ニュータウンになるんやでー。そんで6000万のマンション買って25年かけて払い終わると固定資産税やら管理費やらなにやら払ってだいたい一億、賃貸だったら20万✕25年=6000万で同じ有用性を得られるんだからよく考えて買いやー。マンションを終の棲家にするのも考えものやでー、だいたい君ら「自分たちさえよけりゃいい」って考えるような人はマンションというコミュニティに参加しちゃいかん、一戸建てに住めや。一戸建ては共同区分ってものがない分いろいろ気楽やでー。まぁとにかく、自分たちが老いてくのと同じスピードでマンションも老いてく。孤独死もつらいし、孤独死でもされたら残された人たちがえらい迷惑や、よーく考えて年とっていかなあかんでー。ま、青山・広尾・麻布あたりの土地の履歴もよい台地にマンション買った人は正解だけど、あとは早いタイミングでババ抜きしてかんと、ほんまつらいで。

相当意訳してますが、上のようなメッセージのご本のようです、ひぃぃぃ、こわい。

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