警察小説界の「ぐりとぐら」やー/高村薫「マークスの山」

 
松本の高村薫講演会の話のつづき。
当日は、高村薫さんのサイン会があり、講演会前にホールで地元書店による書籍販売がありました。売り場に並んでいる本は、すでに全部持っている本であり、どれを買えばよいのかしら、としばし悩むものの、ここは100万部売り映画化されドラマ化もされた「マークスの山」がよいかしらね、と思いこれを選ぶ。サイン会では薫ちゃんの素敵な毛筆サインをいただき、この週末はニマニマしながら読みふけっておりました。

はうっ! しゅてきサイン!!!
で、読み終わって、ハワワーとしている最中なのですが、奥付を見てびっくり。
マークスの山は1993年初版発行、私が買った本は1999年7月発行のもので、第77刷! ひゃー! 77刷! 警察小説界の『ぐりとぐら』やー! それは・・・100万部も売れるはずよね。。。
※「ぐりとぐら」単行本は135刷のようです(Wikipedia情報)
講演会終了後、いろいろな人のブログで過去の講演会の感想を読んでみたのだけど、女性ファンのブログに多かったのは、「高村薫さん、オシャレなの!」というもの。松本の講演会では、白地に木々のシルエットを散らしたサマードレスにエジプシャンブルーのカーディガン、ベージュのパンプス、メガネは縁のないもので、大変さわやかなお召し物でございました。金髪に近い茶髪には驚きましたが。体型を隠さないサマードレスで、そういうところがまたグッ! 
当日は、松本でクラフトフェアというお祭りがあり、駅から会場までの道のりはクラフトフェア目当ての奥様方の波にまぎれて移動しました。なんでああいうところに集う奥様たちっておんなじような格好してるのかしらん、白い麻の大きなブラウス(チュニックというの?)に自然素材のスカーフ、軽い素材の斜めがけバッグ、帽子、ぺたんこ靴、おばさん森ガールというような。うわーん、もちそんそうじゃない人もいるんだろうけど、その後乗ったタクシーの中で運転手さんも同じ事を言ってたもので。
「松本にはああいう格好のおばさんがよくくるんだよねぇ」
「いいえ、日本各地にいる気がします・・・」
それをいうと、放映10年以上にもわたる「デスパレートな妻たち」の妻たちが、相変わらずボイン強調・ウェスト強調・バリバリ現役ですけどなにか?なお召し物を着ているのを見て、まぁそれもすさまじいなと思う次第で。まぁこの年代って何着たらいいかわかんない世代よねぇー。そんな方には湊屋さんのお買い物指南サービスをおすすめしますわ。
http://raffinata-m.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください