冬の海杉の国からブナの国/五能線で行く津軽鉄道・秋田内陸縦貫鉄道 北東北西側半周乗りつぶしの旅!

久しぶりに乗りつぶしの旅に出ました。今回は発着点の秋田までは空路で、以降はJRと民鉄で。男鹿線は以前に行ったことがあるので、五能線を軸に秋田発秋田戻りで乗れる電車に全部乗ってきましたのん。弘南鉄道も以前大鰐温泉行く時使ったので今回は割愛。ルートはこんな感じ。新幹線で素直に五能線のダイヤにあわせて東京を出るという手もあったけど、新幹線で4時間かかる道も飛行機ならば45分なものでして、マイル使って往復の新幹線代と時間を浮かせました。

この旅程を組むにあたっては見積書を書くくらいの真剣さで時刻表をにらめっこし、できるだけ乗りこぼし駅が出ないようにいくつかパターンを考えた。

艫作の黄金崎不老ふ死温泉に入りたいんですよ、入りたいんですよ、ぼかぁと鼻息荒かったんですが、東京から黄金崎不老ふ死温泉まで素直に移動すると8時間かかりますのん。8時間! 成田行って飛行機乗ってタイについて朝ごはん食べるような長さ! そんなに遠いのね、黄金崎不老ふ死温泉! ここに泊まるのはよいとして、そこに泊まるためだけに移動するというのもアレな話ではござんせんか。

そこで、乗りこぼし駅がないように時刻表の出番ですよ! 飛行機に乗って秋田駅に着くのは朝の9時過ぎ、そこからどう移動するか。旅の途中に秋田内陸縦貫鉄道の予定を組むと、東能代-鷹巣の間がどうしても乗りこぼさしてしまう。東能代・鶴形・富根・二ツ井・前山、わずか数駅だけど、わずか数駅だからこそ、取りこぼしたくないところ。いろいろ調べたら、最初に秋田-東能代-(奥羽本線)-鷹巣-東能代-(五能線)-艫作というルートで移動するほうが効率がよいことがわかる、うん、わかったところで「偉いぜウカやん!」って思うのは私だけなんですけど。
そして艫作に早すぎる時間についても仕方ないので、秋田の温泉にもお世話になっておこうじゃないですか、ということであきた白神駅のハタハタ館を挟み込むことに。そこで休憩したのち、次のリゾートしらかみ号に乗り艫作へ。

五能線の五は五所川原の五! 五能線の能は能代の能! 艫作からは翌朝、各駅停車で日本海を眺めながらのんびり北上。わさおの王国鰺ヶ沢で30分停車した後、五所川原へ。五所川原からは津軽鉄道に乗って、終点の津軽中里まで。はい、これで津軽鉄道踏破! 津軽中里から金木までタクシーで移動して、斜陽館を見学した後、また津軽鉄道で五所川原へ。二時間弱の乗り継ぎの間に、立佞武多の館を見学したりして、また五能線へ乗り、次は弘前を目指してそこで一泊。

最終日は秋田へ戻る日。弘前から大館を経て鷹巣へ。鷹巣から秋田内陸縦貫鉄道を経由して角館へ。角館から新幹線で秋田まで移動できなくもないんだけど、もうちょっと在来線に乗りたいので、角館-大曲間は在来線で、大曲-秋田間だけこまちで。最後のこまちですごく体の疲れが取れた。そして駅でこわれ稲庭うどん1kgを買って空港へ、いやっほぅ、お買い得だぜ! 秋田でうっかり一晩過ごすと体重2kgくらいしれっと太るから怖いのよぅ! 今回は二泊とも青森でちょっと安心したのよぅ! さてルートをまとめるとこんな感じです。

秋田 → 東能代(能代工業) → 鷹巣 (秋田内陸縦貫鉄道起点)→ 東能代(のしロケットちゃん) → あきた白神(ハタハタ館) → (青森県へ入る) → 艫作(黄金崎不老ふ死温泉) → 鰺ヶ沢(わさお) → 五所川原 → 津軽中里(文豪ストレイドッグス) → 金木(太宰治の斜陽館) → 五所川原(立佞武多の館の街、町おこしにかける予算が半端ない感じ。プロデューサーは誰だったんだろ) → 弘前 → (秋田県へ入る) → 大館 → 鷹巣(秋田内陸縦貫鉄道起点) → 阿仁マタギ駅(谷垣ニシパの故郷・くまくま園) → 角館(武家屋敷と紅葉) → 大曲(花火の国) → 大曲から秋田新幹線 → 秋田(竿燈まつり) 

この項続く!

文豪ストレイドッグス 公式アンソロジー ~麗~ (角川コミックス・エース)

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