極月に行ってきましたみかん県/一泊二日道後温泉の旅

愛媛県内に御用があり、ついでに道後温泉に泊まってきました。

JR松山駅ではみきゃんちゃんがお出迎え! 

駅舎にはバリィさん。

電車に乗ればアンパンマン!

松山城は紅葉が見頃!

加藤嘉明くんもいた。

空港もみかん推しが過ぎる!

入館前には体温を測られ、入館時間と名前と電話番号を書かされ、ロッカーに着替えを入れるための大きめのポリ袋まで用意してくれた厳格な感染症対策の道後温泉本館、恐る恐るなかに入ったら地元のおばあちゃんたちが大声で話しててズコーッとなった。

全室露天風呂付客室の温泉旅館(温泉ホテル?)にしましたたが、最高でした。宴会場などはもうなく、現代の旅行客が必要とするサービスのみに絞り、客室単価そのものをぐっとあげちゃうという戦略、雇用の面ではちょっとさみしいものがありますが、時代にはあったものなのでしょう。部屋から着替えずにそのまま温泉に何度も入れるという極楽たるや。
老舗旅館が建物を壊してまるっきり新しいものとして建て直ししたとホテルがいくつかあり、「インバウンドで俺は行く!」なんて政府がいったもんだから、セカンドフロア氏経由なお金が結構動いたんですかねぇなどいろいろな気持ちがないまぜに。

道後温泉のそのホテルのライブラリスペースで「悲しきデブ猫ちゃん」という童話を読んだ。猫の絵がすごくいい。ブサイクで丸くてもふもふでかわいらしい。デブ猫ちゃんがしまなみ海道の来島大橋をバックにズズーンと立っているという絵面も最高です。内容は、デブ猫ちゃんの愛媛一周ロード・ムービー。絵の可愛さと地方自治体の抱える問題がないまぜになったなかなかの一冊でした。

かなしきデブ猫ちゃん

 

一晩ゆっくり道後温泉に泊まり、駅舎を改造してできたスターバックス(砥部焼のご当地マグがかっこよかったです)、温泉街の商店街、道後公園や寺社仏閣を丁寧に見て回り、その日は一日2万歩歩きました。歩くに連れ、道後温泉というか松山市の大きさがひしひしとわかり、ちょっと衝撃。人生で道後温泉に泊まったのは二度目ですが(松山は三度目)、人口50万人の地方都市ってなかなか大都会じゃないですか。乗る路面電車、乗る路面電車、車掌さんは全て若い男性で、地方都市の公共交通機関で乗務員がこれだけぴちぴち男子揃いなところってあまりみたことない。秋葉原の隅っこにある伊予鉄のさみしげなアンテナショップの印象が強く、うっすらと舐めておりましたが、大変失礼いたしました。だって、あのアンテナショップ、あきばお~みたいな見た目なんですもの・・・。

昭和30年代に作られた車両の路面電車に揺られながら、Wikipediaで「人口50万人都市」の項目を読みふけりました。長野市と松本市を足したてようやく50万人ですもの、松山って大都会! しかも天守閣が現存していて温泉がある。いいところじゃないすか。その天守閣から色づいた山も穏やかな瀬戸内海も見える。ヨシアキは美しい景色を眺めてなかなか満足していたのではないでしょうか(そのあと初代会津藩主になり、最後は江戸で生涯を終え、麻布十番の善福寺で荼毘に付されます)。

天守閣が現存している街っていいよね、いいよね、いいんだけど、天守閣へ登る階段という名の梯子をワシワシと登れるのも若いうちだけかもしれないから、旅はできるときにしろってことだなと痛感したりもしました。旅は元気なうちに! 親孝行も親が元気なうちに!!

愛媛はキャラクターが乱立してるけど、お隣のうどん県は人間以外ではキャラクターはいないのかしら? ちょっと気になったわ。

 

KANAME’S CAFE―要潤フォト&プライベート

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