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旅ゆけば

その昔、菊地凛子が出てバベル/東京都美術館 ブリューゲル「バベルの塔」展

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「快楽の園」―ボスが描いた天国と地獄 (ビジュアル選書)

昔からボスの絵がすごく好きで、諸星大二郎の「栞と紙魚子」シリーズを読んでは「ここにボスが」、三浦建太郎のベルセルクを読んでは「ここにもボスが」とニヤニヤしていたものです。会社勤めしていたころ、同僚がボスの絵柄のネクタイをしていました。いま思うにエルメスとかベルサーチなどの大変上等なシルクのネクタイで、なんでその人がそんなネクタイをしていたのか今となっては謎なんですが、というかそのブランドがなんでまたボスのネクタイを作ろうとしたのかも謎なんですが、景気の良い頃にはそんな無駄で豪勢で贅沢できれいな品物が出回っていて、庶民もそれをたまーに買えたものなんです。そしてボス。

ブリューゲルの絵画展かと思って出かけましたが、思いがけず彼の師匠筋にあたるボスの作品も展示されていて、いやっほぅ、これはお買い得☆ オランダまで行かなくてもボスの作品が見られるなんて、私はなんてラッキーなんでしょう。
作品の前では古い友人に再会した気分に。「そうそう、この薄気味悪い絵柄のネクタイ、これでボスという画家を私は知ったのよねー、あの人、まだあの会社にいるのかしらん」・・・などとシンのミリと・・・。

El_jardín_de_las_Delicias,_de_El_Bosco
※パブリックドメインです。

『バベルの塔』は大きくはない作品でしたが、日本で織田信長がわーわーわーと天下布武やってる時代に描かれた作品とは思えないほど色鮮やかで細密、どういう視力してますのんと何度も目をぱちぱちしたくなるほど描き込みっぷり。彼がどうしてこの世界を描くことになったのか、生きていたらぜひ聞いてみたいものだわ、などと。

7月2日まで。鑑賞後には公園内の緑陰のスタバでお茶なんかすると気持ちよくってよー。

ブリューゲル・「バベルの塔_1563」 プリキャンバス複製画・ ギャラリーラップ仕上げ(8号サイズ)

バベル (字幕版)

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