季ちがいの極太明朝獄門島/映画市川崑「悪魔の手毬唄」「獄門島」

悪魔の手毬唄

獄門島

だめだ、みればみるほど石坂浩二が大泉洋に見えてくる。というか大泉洋に若さがまだある間に早く、リメイクして!!!!

「悪魔の手毬唄」の犯人役は岸恵子、「獄門島」は佐分利信と司葉子。

岸恵子という方は本当に本当にきれいな人でのぅ。昔々、ヤングウカやんが付き合っていたちょっと年上の男性がデビューしたてのともさかりえを見て「ともさかりえのお母さんってほんとうにきれいな人なんだろうね」としみじみ語っていたときに、「男の人ってきれいなひとをみたときにこんなにしみじみとした顔をするものなのだ」と思い知ったものですが、いま、この年令で岸恵子を見ている私も同じくらいにしみじみと思う、「きれいな人だなぁ」と。いま思えばその人、熟女好きだったのかもしれませんね。若い巡査役は岡本信人、熟練刑事役として若山富三郎。親分と姫。1977年作品。

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獄門島は太地喜和子の「ハクイスケ」っぷりや、ピーターの中性的な魅力が画面から溢れ出ていてすごい。ちょっと頭の弱い役どころで浅野ゆう子たちが振り袖ぶん回している姿もエグい。昭和元禄ってこういう感じだったのかと思わされる危ういキワモノっぽさ。だけど映画の後半には、佐分利信と司葉子、そして可憐な大原麗子の3人で物語をビシっと〆て終わる。若い巡査役は上條恒彦。1977年作品。

このときの太地喜和子34歳、ええええ、ハクイ・・・。ゴールデンカムイに出てくる女盗賊のモデルが太地喜和子だといいなと思ったりしました。生きてたら夏木マリみたいなローゴモデルの灯台になってくれたと思うんですよ。残念です。

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2 COMMENTS

いち

まじめに考えるとどれもこれも
女一人で出来る犯罪じゃないんだけど、
そんなことどうでもいい面白さですわ。
テレビドラマ版もいくつかつくられてて、
全部(関東で見られるやつは全部)見てるけど、
時代があたらしくなればなるほど、
なんか変なアレンジ加わってて、おもしろくなくなるのは、
アガサ・クリスティーもイギリスでいろいろつくられてて、
やっぱりおんなじことになってて、
その原作者以上の名人でない人がいじるな、おこがましい!と
プリプリしちゃいますです、はい。

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ukasuga

ああそうよね、変なアレンジはいらないですよね。「その工夫、かえって台無しですから!」だと、去年の紅白のゆずの「見上げてごらん夜の星を」だったよなーあれは残念でした。
いやそれはさておき、当時、加藤武の「よし、わかった!」が出る度に劇場はドッカンドッカン湧いたんでしょうねー。このあと八つ墓村を見る予定です。

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