あらすじはギンレイホールのサイトから。
BABY DRIVER 2017年 アメリカ映画
監督:エドガー・ライト
出演:アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンターテイメント
天才的ドライビング・センスが買われ、強盗団の“逃がし屋”として働くベイビー。音楽を聴くことで、その才能が覚醒し、クレイジーなドライバーとして活躍してきたが、ウエイトレスのデボラと恋に落ちると… 幅広い年代から選ばれた楽曲と映像が完全にシンクロする爽快カー・アクション!
自分の家のリビングで見ていたら、足バタバタさせて一人絶叫上映するタイプの面白い映画だった。若い頃のキレのある、90分とか100分の作品撮ってた時代のタランティーノの映画みたいだった。
クソ外道なケヴィン・スペイシーが、最高にかっこよく観客を裏切ってくれて足をバタバタさせたくなった。また、逃走経路を的確に確保しながら疾走していく赤いスバルの頼もしさよ! 素晴らしい! 北米大陸におけるスバルの優位性を褒め称えたい。そのスバルの豪快なカーアクションで終始するオープニングの五分を見ただけで「あぁもうこの映画の料金の元とったわ」って気分になりましたもの、素晴らしい。そして若者の恋の話はいいものですねぇ。
監督は「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ホットファズ」のエドガー・ライト。音楽と映画とアクションの素晴らしい昇華! ホットファズの銃ジャキーンのシーンみたいだなーと思ってましたけど、あぁそうですか、あのエドガー・ライトさんが! オタクじゃない映画を、エドガー・ライトさんが!!! エンドロールも短いので、ほんっとほとんど実写な映画なんですよね、あのカーアクションでね、あんなカーアクションでね! すごいっすね! エドガー・ライトさん、すごいよ!
ギンレイホールで。来週金曜まで。