前回、鳳仙花てふ牛スジ煮込みのお店かな/韓国料理の再現が全然できない話という記事で、鳳仙花の牛スジスープのようなものを作りたいがどうにも出来上がらない、わたしの目下、喫緊の課題は、牛スジスープを自宅で再現すること、気の利いた小さい財布を見つけること、お見積りを提出することの三点で、えぇこの三点がクリアされれば鬼に金棒、濡れ手に粟、しゃがむ姿は杜若ってもんですよ、と思い悩んでいたところ、近隣の私鉄系スーパーで、豚バラブロックが半額に、牛スジも半額になっており、小躍りしながら買って帰ってきたんですの! そして牛スジのスープに再挑戦してみましたの!!!!
今回参考にしたのは以下のサイト。
しろごはん.comさんは「これ以上細かく説明することはできませんよーーー!」というレベルまで丁寧に解説してくれています。写真の点数も多く、不慣れな食材を扱うときに使ってます。それに対してモコズキッチンはあっさりとしたご案内、まぁこの程度の語彙で完成するメニューでないと失敗しちゃいますものね。
60分かけて丁寧にアクとったりしたり、速水もこみちの言うとおりに調理の工程をすすめ、前回、辛さが足りなかった分は宮古島の島唐辛子を大量投入、スープとして煮込むのもまた90分、弱火で小塚ゴシックEL並の弱火で煮込みましたの! 透明できれいなスープが出来上がりましたの! でっもっ、この味じゃない・・・・と膝を落としましたの!
今回の反省。
- 宮古島の唐辛子を入れすぎた
- コクがない、味の調和が取れてない
- どういう味にすればいいのかゴールが見えてない
- 人生に羅針盤はないものですが、料理に羅針盤がないとただの迷走に終わってしまう
一体なにが足りないのか、私は何を作りたいのか、素直に鳳仙花に行ってお味の秘密を伺ってくるのがよいのか、しかし鳳仙花のあのお味はいまも変わらずに残っているのか、あのママは元気なのか、代替わりしたのか、そういえば麻布十番鳳仙花近くの広島出身のコンビニ『ポプラ』が閉店しちゃってヤマトの集荷場になったのはもう5年も前の話、愛と青春のあたいの麻布十番時代のお話・・・いやあ、三十代の自分、楽しかったっわね・・・ふぅ・・・。自分が作りたい料理は「麻布十番鳳仙花の牛スジ煮込み」そのものなのですが、あのレシピはどこかに落ちてないのかしら。麻布十番に行くしかないのか。。。ほんとに牛スジ煮込みだけ食べて帰ってきそうなんだけど、そういうお客さんでもよいかしらどうかちら。行ってみようかなー、レシピのために。
気の利いた小さい財布を探し求めて、ある程度あたりをつけてから、伊勢丹に現物を見に行きました。結構ゴツかった。厚味もあった。革が馴染むまでどれくらいかかるんじゃろうー。なかなか出会いがないものですなぁ。