豪華というか凄まじいというかマーベル総決算映画。総決算はいいんだけど、大変なご予算がかかったであろうってこともまぁいいんだけど、私にとっての衝撃のシーンはこちら。
なんだかすごい悪者がやってきて地球が大変な目にあってしまった。「いないものを当てにするな!」とスタークさんが怒鳴ったとか怒鳴らないとか、「まずは君が落ち着け!」とでっかい金槌持って歩いてる北欧の神様がドンと酒瓶をあおる。そうやって北欧の神様がお酒飲み続けた結果、お腹がタプンタプンに! タプンタプンに! ビール妊婦に!!
あっれー、この人、人類でいうところのイケメン枠の人ですよね? クリス・ヘムズワースさんですよね? こんなタプンタプンになっちゃっていいの? お腹から正中線通って股間までうっすらと生えた産毛が一直線になってる。えっ、いいの、いいの? こんな凄まじい役作りしちゃって!!!
ヴァイスのクリスチャン・ベイルも変態役者だけど、クリス・ヘムワーズさんもなかなかの逸材・・と感心した次第です。また作品中、真田広之がかっこよく殺陣を舞い、かっこよく死んでいきました。かっこいい。
ウィキペディアによりますと、プロデューサーを務めるマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギが語ったところによると、本作は2008年公開の第1作『アイアンマン』から10年以上にわたって展開してきたMCUシリーズの様々な「フィナーレ」になるとのことだそうで、長い長いプロジェクトでしたね。おつかれさまでした。でも私にとってこの作品は、クリス・ヘムズワースのビール腹という印象で終わってしまいそうです。ビールの子を育てるビール妊婦! おそろしい子!