読んでみた。村田銃もでてきたし、阿仁の原風景もたっぷり楽しめる。自然の描写も素晴らしく、女性の艶かしいふくらはぎを描かせたら矢口高雄先生の右に出るひとはいないと思う。本作品は昭和に発表されたもの。この作品に初めて触れる読者のほとんどは、ゴールデンカムイの谷垣源次郎を経由してからではないかと思う。すけべすぎるマタギの登場が現代のマタギの皆さんに与えた影響はいかばかりものかと、Amazonのレビューからもひしひしと感じられます。最後の終わり方のぶつ切りっぷりが最高です。
こちらはわたくしの阿仁詣での旅の記録です。白鳥が田んぼで丸くなっているのをみて驚いたものです。