おおぜいの鬼殺隊いて明治村

「我慢の三連休です」とゆりこが言ってましたけど、目的地はオープンエアですしなんてたってソロ活ですし、泊まるわけでもないんですからと、羽田-セントレア-名鉄(明治村入村料付きのバスも電車も一日乗り放題券・税込4100)で犬山の明治村まで日帰りで行ってきた。名鉄さん、もしかして算数が苦手なのかな? ちょっと心配! あと、犬山、遠いね!!!

ひらっととはいうものの、個包装のマスク5枚持ってなにか大きな移動をするごとに取り替え、なにかあったときのために介護のときによく使ってた薄手のゴム手袋を2組持ち、アルコール付きお手拭きのキレイキレイと50ml以下の手ピカジェルも携帯。機内では、シートベルトを締めたあとは、フライトの数十分の間中、両腕を組み、飛行機の中では機内誌も読まず、座席に用意されたイヤフォンももちろん使わず、なにも拭かず触らずにしてきた。

という話を、現役看護師の友人に話したら「そんなにしてまで出掛けたの? バカじゃないの!? 家におとしなくいればいいのよ!」と怒られた。ごめんなさい・・・。

明治村ゴールデンカムイ祭り

今回の明治村行きはふたつ目的があり、ひとつはゴールデンカムイと明治村のコラボ企画のナゾナゾラリー。

「令和のナゾナゾって、こういうやつなの!?」というカルチャーショックと長大なクイズラリーに途中で断念。だってわたくし、この日一日で3万歩歩いたんですもの、3万歩ですよ? 1年に一回出るか出ないかの歩数ですよ? 明治村があんなに広くて起伏に富んでいる敷地だったとは知らなかったんですもの。

村内のいたるところにアニメのゴールデンカムイの幟がはためいていたのはちょっと楽しかった、月島軍曹に応援されている、「集中!集中!」と声をかけらられているに違いないと感じたりもしました。

作中登場するウラジオストクの長谷川写真館のモデルとなった建物などもあり、野田先生の取材量たるやと感服してまいりました。素晴らしい、しかし令和のナゾナゾは最後まで馴染めなかった。

センチメンタル・ジャーニー

もうひとつの目的は、家族で明治村に来た子供時代の思い出を振り返ってみようというもの。1965年(昭和40年)犬山市にオープンした明治村。若かった父親は愛車に家族全員を乗せ、長野県から1975年(昭和50年)に開通した恵那山トンネルを使い小牧インターチェンジで降りて明治村へ向かったのでしょう。母親はその日早起きして家族全員分のお弁当を作ったのでしょう。そうして、一日中、家族五人がすべての行動をともにした日曜を過ごしたのです、ほとんど記憶は残っていないけれど。

大人になってから行った明治村は、少なくとも小学生向きとはいえないような渋い施設で、ただ、ちびっこの私にとっては家族全員でお出かけしたという楽しい思い出だけが残っている。両親たちは楽しかったのかしら。父親は楽しかったと思う、愛車でロングドライブできたことや恵那山トンネルを初めて通過したりして、変わっていく時代をひしひしと感じられる一日だったんじゃないかと思う。でも、母親はどうだったのかな?

駐車場の車内にカメラを忘れたままシャトルバスに乗るという失態をしたそうで(あとで姉から聞かせてもらった)、写真も残っていない。その日みた建物の記憶はまるで残っていなかった、「ここ来たことある」と思い出せたものはなにひとつなかった。あの日は季節は秋だった。青空が美しい晴れた日だった。9月とか10月とか、そこまで深くない秋の日だった。自分が着ていた洋服はなんとなく覚えているけど、家族5人のどんな一日だったのかまったく思い出せない。

思い出せないけど、家族5人でこの門をくぐって入ったんだよね、いま、ゴールデンカムイの白石と杉元とアシリパさんのパネルが飾ってあるこの門をくぐって。

 

なぜか村内には背中に「滅」と染め抜いた黒い服や緑と黒の市松模様の羽織を着たちびっこたちが多数いて、ハロウィンは過ぎたのに一体なんの装束をしているのかしらと首をかしげながら明治村をあとにしました。

帰りにノリタケの森に立ち寄って、繊細な絵付けの鯱マグカップを買うか10分ほど悩み(見送った)、まるで東京駅と大丸のような作りの名古屋駅と高島屋で食事して、名鉄ミュースカイに乗ってセントレアに戻りましたとさ。ミュースカイは貸し切りでした。飛行機は往復満席でしたけれども、空港の人のいなさに驚いた。

あの日の父の車は日産のブルーバードだった、と突然車名を思い出しました。この日の移動は、コロナ下での旅として深く記憶に残ることと思います。

 

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