潔し潔しかな全日空/久しぶりに全日空に乗った話/搭乗前に知っておきたい機内Wi-Fiの接続方法

関西エリアまで行く用事ができた。先方が送ってきた航空券が午前7時羽田発・関空行きの始発便。「全日空の搭乗ゲートはいろいろが遠い」と人から聞いていたので朝はやく家を出た。久しぶりの全日空、久しぶりの第二ターミナルであります。保安検査を終えてから搭乗口68番にたどり着くまで15分ほど歩いた気がします。案内標識にさらっと目的の搭乗口まで「700m」と書いてあるのを見つけましたが、ほんとうに遠かった。

北海道にありがちな看板を用意してくれ!!

こちらが羽田の第二ターミナルの見取り図。
https://www.ana.co.jp/help/dms/help_ck_s_hnd_gate.html
今回の搭乗口は、右側の突端の真ん中68番です。図では伝わりにくいですが、61から65までだって長いし、65から68までだって長いのです。そしておりからのコロナ不況のため、売店や店舗もぽつりぽつりと営業の模様。三連休最終日の早朝と時間も早いためか乗客もまばら、ジャミロクワイの「Virtual Insanity」という曲のような世界をもくもくと歩いていく。しかしあまりにも人がいない。搭乗口直前で飲み物を買おうと思っていたが、あまりもの人の少なさに少し不安に。65の曲がり角を曲がったところで全日空の制服を着た女性がいたので、「すみません、このさきに売店はありますか?」と尋ねると、「あ、ありません。少し戻っていただかないとなりません」との返事。64と65の間に小さめの売店があったが、あれが最後のお店だったのか!? なんと!

あのお店に北海道で見る「イオンまで110km」みたいな看板だしておこうよ! 高速道路でしばらくガソリンスタンドがないときに表示するような「ここが最後の売店です」って看板だしておくれよ!

それほどに広大なジャミロクワイな世界観の空港でございました。

機内Wi-Fiの接続法

座席に座ったら、ポケットにあるのは安全の栞とゴミ入れ2枚。おぉっ、こんなにすっきりしたミニマム運航、悪くない、悪くないですよ! 日本航空さんのような丁寧すぎてへりくだりすぎてる日本語でもなく、ごくあっさりした言葉遣いも心地よい。
CAさんが全席のチェックした後(といっても乗客30人くらいだったんですが)、天井から下りてきたモニタで「安全な航行のために」ビデオを見る。「離陸するから電波の発する機械はもう使っちゃだめ★」とアナウンスがあったのでスマホも機内モードにした。ふんふんと眺めていると「感染対策のため紙の機内誌も機内販売のカタログももう作ってません! 全部アプリでご覧いただけます」というPR動画が流れる。「Wi-Fiもそのアプリから接続してね」、ほほぅ、アプリで、ほぅ・・・いまもう電波を受信できないですけど、接続もアプリで・・ほほぅ・・・。

そんなわけで、機内ではWi-Fiそのものに接続できたのですが、そこから先に進むことができず(つまり、インターネットに接続することができず)、わたくしはお外の様子をずーーーと眺めていきました。美しい富士山、その奥にそびえる南アルプス、山容偉大なる御嶽山、あぁ新幹線が走っていく姿がきらめいて見える、名古屋のセントレアの浮島っぷりよ、すごい、空の旅はほんとうに楽しく美しい、、、、Wi-Fiがつながればもっとよかったね、などとは思ってはいけないということかもしれません。うん、でも、うむ!

ちなみに、アプリを入れなくても、機内Wi-Fi接続後に以下のURLにアクセスすれば、機内でインターネット接続できまるそうです。
http://www.ana-inflight-wifi.com

初めての関空

関空を出て鉄道で移動したのですが、この橋が何年か前の台風でえらいことになった橋かと感慨深く渡りました。南海ラピートにも乗りましたよ。特急の座席がヒョウ柄で可愛らしかったです。

 

以上、久々の西への旅のご報告でした。オミクロン怖い。みんなで無事に乗り切ろうぜ!

 

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