冬の浜根室と釧路と網走と/一泊二日「クーポンde北海道乗り放題パス」の旅、ゴールデンカムイの聖地巡礼も兼ねて

旅のあらまし

前回、「女満別空港 → 網走 → 知床斜里 → 釧路 → 帯広泊、二日目は帯広 → 陸別 → 北見 → 女満別」超高速道東乗り鉄の旅」を企画したものの、釧網本線が荒天のため全線運休になったことをたどり着いた網走駅で知り、泣く泣く陸路を乗り継ぎ帯広まで行ったわたくし。たまたま青春18切符の期間だったもののお安く移動できたものの、普通に乗車券払ったら9時間11200円の旅ですからね、本当にあってよかったよ青春18切符が!

このたび冬が深まる前にやっぱり乗りたい釧網本線・・ということで行ってきました。今回はこのルート。前回より緩めの人間的な行程です。

1日目 釧路空港 → 釧路駅 → 根室本線花咲線で根室往復 → 釧路泊
2日目 釧路 → 釧網本線で網走 → 網走観光 → 女満別駅 → 女満別空港

さて、普通に乗車券を払うと、釧路・根室往復が5740円、釧路・網走片道が4070円。これ、少しでも安くできないかちらどうかしらと調べたら、全国旅行支援なるものを利用して宿泊すると現地で地域クーポンが発行される、その地域クーポンを使うとJR北海道の「クーポンde北海道乗り放題パス」が2000円で買えるらしい。え、マジマジ? JR北海道全線乗り放題しちゃっていいんですか? しちゃいますよ、しちゃいますよ、ということでひらり羽田空港へ。こうやって一泊二日の超高速道東の旅が始まったのです。

1日め 釧路 → 根室 → 釧路


釧路の土地が近づいてきた。


空港バスで駅前まで。いろいろがスムーズに運び、希望の電車に乗れた。釧路・根室間は2時間10分、135km。前回さんざんな目にあったから、このくらいの乗車時間ちょろいちょろい。車両は一両編成。


やたらかわいいフォントの「別保駅」


厚岸の車窓から。


姉畑先生が出てきそうな湿原。


安定したテーブル席が中央にあり、そこを借りて仕事した。


海が近づいてくる。


落石駅。


根室到着。観光タクシー使って納沙布半島観光。写真は歯舞港。


北方領土記念館へ。巨大モニュメント、あっちの島から見えるんだろうな。


北方領土の地図。


国後島まで57km。


岬の右側から一番近い歯舞諸島の島までわずか13km。


原生花園は花が終わっちゃってるからとアイヌの城跡「ヲンネモトチャシ跡」まで連れていってくれた。城跡というか砦のように見えた。日本百名城の一番目だそうです。行ったことないけど、イングランドの北の方ってこんな景色なんでしょ?


こんなに夕方っぽいですが、この時点でまだ午後3時前です。


あの黒いのはオジロワシだそうです。「エトピリカとかいないんですか?」「あんまり見ないねぇ」、そっかー。


シーズンオフとなった原生花園近くの牧場。


2時間貸し切りとうたっていたのに一刻も早く駅に帰ろうとする運転手さんに「あと20分ありますよねっ?」と明治公園に連れて行ってもらった。明治時代の開拓の足跡をたどる的公園かと思っていたのですが、明治乳業が起こした近代加工業・近代農業の産業遺産を残している施設でした。あのサイロの近くにポケモンマンホールがあったと知るのはそれから5時間後、釧路のホテルの中でのことだったのです、残念!

16時過ぎの根室駅発の電車に乗りましたが、その時点で周囲はもう真っ暗。異国、まったき異国。外が暗くなってきたのを駅の待合室で眺めていると「鹿に衝突したので電車の到着が遅れてます」とアナウンス。「そら仕方ないわ、鹿だけに」と近くのスーパーで買ってきたホタテ弁当をガツガツと食べる。めちゃくちゃおいしかった。鹿の遅れは合計30分、そして釧路へ戻る。


フクロウとエトピリカ柄の車内のシートがとてもかわいい。


足元は流氷のパネルが貼り付けられている。サービス満点車両。


釧路駅は中心部から徒歩10分くらい離れている。駅前の安々ホテルから賑やかな方面に歩いてみる。


あらきれい。幣舞橋から。過去には日銀の支店もあり、この地が道東の経済の要衝、ロシアとの貿易の拠点だったのだと思わされる。


繁華街の路面には、かなりリアルな鮭のオブジェが埋め込まれており、なんというかびっくりする。

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ゴールデンカムイ 12 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) ゴールデンカムイ 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

二日目 釧路→網走


宿泊した安々ホテルは、朝食が簡素ながらもすべて美味しく、大変に親切でとてもよかった。自転車を無料で貸し出してくれたので、ホテルから20分のライドで釧路博物館へ。電動機がついていない自転車というものは、こんなに肉体との対話を必要とするものなのかとぜいぜいとしながら坂を登った。そしてARのアシリパさんをゲット。


朝の釧路の街。ゆっくり観光すればいろいろ見どころがありそう。ですが、私は釧網本線に乗るためにきたのです、さようなら釧路、あばよ釧路。


8時57分のJR釧網本線 しれとこ摩周号 網走行きに乗車。
姉畑先生が出てきそうな釧路湿原の中を行きます。


ペカンペの塘路湖の近くを通ったりします。


知床斜里駅を出たら線路はオホーツク海沿いに。こんなに海の近くを通るのか。荒天時に運休するのもむべなるかな。


ポケふた(ポケモンのマンホール)を撮影しに、桂台駅で下車、網走の道の駅まで徒歩で移動。


マニューラ、ほっこり★


灯台擬人化プロジェクト「燈の守り人」の能取岬灯台さんのパネルがあった。このプロジェクトは初めて知ったけど、温泉むすめみたいなものでしょうか。犬ぞり背負ってるのがかっこいいですね。衣装の色使いもグッドです。


振り返るとロコ・ソラーレのみなさんが。

道の駅から網走駅までタクシーで移動。網走の路線バスで午後は半日観光。日が暮れるのが早いから早く早く!

北海道立 北方民族博物館

樺太アイヌやアラスカ、ノルウェーまで世界中の北方民族の資料が集まった博物館。ゴールデンカムイファンは立ち寄るべし、です。「あ、これ、作品の中で見たやつだ!」というものにたくさん出会えます。一通りみて思った感想は、ニブフ族とナーナイ族はとってもおしゃれさん!!


民族衣装を一堂に。圧巻ですよ。


ウイルタ族のアザラシのコート。


アザラシの腸から作る腸製衣。防寒具・防水着として活躍したそうです。



赤い敷物・・・ほしい・・・・。


子どものおもちゃ。はっ、これはっ、ゴールデンカムイ18巻電子書籍版113ページに出てくるナーナイ族の男が残していった虎のおもちゃ! 112ページの木彫りの人形も同館に展示されていました。

犬ぞりや木彫りの舟なども展示されており、キロランケニシパ、キロランケニシパの息遣いが感じられる博物館です。路線バスでも行けるので、みなさまもぜひ!

-関連書籍
ゴールデンカムイ 19 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) ゴールデンカムイ 20 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

網走監獄

今年の秋までは入館料1000円だったそうなのですが、11月になって1500円というなかなか強気な値上げを行った網走監獄。ウェブサイトに割引クーポンが掲載されているので、みなさまもぜひ。しかし施設内に入ってみるとリトル明治村といってもいい充実した展示内容で、ゆっくりじっくりゴールデンカムイの足跡をたどったりしながら見ると2時間くらいあっという間にすぎてしまいます。


網走刑務所裏門。


庁舎。お土産物売り場と網走監獄のあらましが展示されてます。白石のパネルもここにありました。野田先生の色紙もこのパネルの左側に。白石のARもここでゲット。


門倉の官舎。

その他犬童の教誨堂や網走監獄の歴史を紹介する展示物も豊富で、、3時間くらい見学時間を設けておけばよかったと少し後悔。

-関連書籍
ゴールデンカムイ 14 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) ゴールデンカムイ 15 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

網走駅 → 女満別駅

女満別駅のポケモンマンホールを撮影するためだけに、網走駅から空港行きの直通バスがあるのにわざわざ電車で移動する。


女満別駅かわいい。


「雪が積もってて見つからない場合はここを掘ってね」という札のすぐ下に設置されていた。ムクホークにほっこり。

念願の路線に乗れて楽しかったですよ。わたくし、家から車で15分の渋谷より、飛行機で2時間の北海道全図のほうが詳しいマダムとして著しく成長していることと存じますざます。JR北海道乗りつぶしの旅も残るは石狩・胆振・後志のみ、また行きます。

 

根室土産のむきこまいをむしゃむしゃやってます。噛みごたえがあって美味しいですよ。

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