今日もNGに笑顔を届けたい / ぼくと1ルピーの神様


【ハムスター速報 2ろぐ / 歴史人物のAA 】

映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作、ぼくと1ルピーの神様。原題「Q & A」。著者はヴィカス・スワラップ、子安亜弥訳、出版はランダムハウス講談社。
あぁこのエキサイティングで頓知が利いた強烈な世界がもう終わっちゃう終わっちゃうと惜しみながら迎えた物語のクライマックス、『なんて強運が彼のもとにやってきたの!』と主人公とともに喜ぶ。エンディングはとても穏やか、さっきまでの喧騒がまるで嘘のように。
物語はクイズ一問一答分のショートストーリーで構成されていて、読み進めるごとに突きつけられる『インド』という国がもつエネルギーや社会のありようにくらくらしちゃう。新しい文学としてもとっても面白いし、ひとつのエピソードを寝る前にひとつずつ読むだけでも、きっと満足もできる。読んでる途中で人が話しかけてきたら「ちょっと読ませて!」「黙ってて!」と怒鳴っちゃうかもしれません。私はとても満足しました!没頭したー!

4 COMMENTS

ナガ

ググレカスさん以外にも、こんなに大勢いて感動した。
とくに
マタリ=サゲシンコ (ウクライナ)

チョ・プゲラ(アルゼンチン)
やばい。ひー。
モーネ・ミッテラン内閣総理大臣(仏)
は、AAだけで笑い死ぬ。腹いたいー。

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ナガ

やべえ。笑いすぎて本題スルーした。
各章ごとのオチがねー、頓知が利いてて本当に素晴らしいわよね。
原作の主人公はより、たくましいよね。

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スガ

ナガ、いいんだよ、どっちもナガ向け本題だよぅ。
私は、ネタニマジ・レス(1946~2004 ポーランド)とロムッテロ兄弟が好き。本当にAAって・・・
1ルピーは、主人公の機転の利き方が本当にさらっと書かれていて、ぷっと吹き出すことしばしば。文学におけるユーモアだねぇ。

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