いつものパシカレでランチを食べ、花屋で今週の花を買い(元気が出るように黄色いグラデーション)、その足でスタバでカフェラテを買う。
「こちらでお召し上がりですか?」
「あ、持って帰ります」
「お手持ちでよろしいですか?」
お手持ち?
あぁ、袋でなく、手で持っていくか、という意味か。
「はい、手で持っていきます」
なんだかなー不思議な日本語だなー。
ペットボトルではないお茶、つまりは自分で急須にお茶っ葉とお湯を入れて飲むお茶を、「手入れ(手淹れ?)のお茶」と今のヤングはいうそうです。なんだかなぁ。手入れってガサ入れみたいじゃん。
関係ないけど、今日の一句。
昨日までミュールの彼女今朝ブーツ
今日の読書:パスティーシュの名手清水義範の「インパクトの瞬間」。ちくま文庫で清水義範の全パスティーシュまとめ文庫が刊行されていますが、その中のひとつ。著者による自著解説がついており、これを読むと、執筆の裏側がよく見え、またお買い得な気分。
低浜愚子が編んだ「CM歳時記」がおもしろい。俳句やってるから、歳時記に毎週一度は目を通しているからこそ、笑える笑える。
【三月の季語、専門学校】
もうこの際、専門学校へ進むというのも人生の選択としてありじゃないか、と決心する人たちが出てくる。それはそれで意味ある人生のターニングポイントである。
そこで、各種専門学校のCMは祝賀の気分に満ちて軽々しく明るい。もう勉強なんかやめたやめた。社会人になるために有用なことを学んでやっていくんだぁ、という重荷のおりた喜びが込められているのだ。
春の浮かれた気分が伝わってくるCMと言ってもよいかもしれない。
肥満児がモード学園の門たたく
大原で何を学ぶか五里霧中
不思議なおっちゃんだよなー、清水さんって。
清水義範パスティーシュ100 全6巻セット についてはこちら!
筑摩書房のサイトです。
・全国まずいものマップ
・猿蟹合戦とは何か
・インパクトの瞬間
・接客セブンティーズ
・時間線下り列車
・翼よ、あれは何の灯だ
この人のSFっぽい風味も好きです。
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6月に買ったものだから、Windows7が出ることはわかっていたけれど、あぁっ、やはり早まったのかっ!?
GIZMODO:今ラップトップを買ってはいけない5つの理由!
64ビットOSとか、SuperSpeed USB とか!!! 早まったかっ!
もちろん、メインで使うパソコンじゃないし、革の仕事鞄の中にもきちんと納まり、半日強の外回りでもなんなく持ち歩けることを主眼にしたから、あのdynabookでも問題ないんだけど、『マジで軽くなる』の段落を読み、ぐぬぬぬぬ、と。
ラップトップは、CPUと電力の兼ね合いの機械なんじゃのぅ。
清水義範さんの本は、一時こってずいぶん読みました。そーかー、まとめ文庫が出ているんだー。久しぶりに読みたいかも・・・。
パスティーシュじゃないけど「忠臣蔵」を吉良側から見た作品とかも面白かったですね。物事を通常とは違う視点から見る面白さを追求しているのが清水本の共通点だと思うのです。
お正月にちくまさんからまとめて出てましてね、詳しくはこちらですの。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480425508/
この人、彼我それぞれを思うセンスがあって、好きです。