Kindleで。元福島県知事佐藤栄佐久氏が執筆。彼の知事時代から2011年3月11日に至るまでの、主に知事時代の出来事を中心に描かれています。うー。1998年の東海村の事故は、その夜、神宮球場で中日のリーグ優勝の現場にいたということもあり、かなり鮮明な記憶として覚えているのですが、もんじゅの事故とか東電の過去の様々なデータ改ざんの報道などがまったく記憶に無い。全然意識してなかった。これにあわせてこのタイミングで、改めて高村薫の「新・リア王」読むといいんだろうなー。国策ってこわいなー。こういうことなのかー。
その他GW中の読書。
まだ読み途中だけど。これよりもっと古い1970年代に出版された新潮文庫で読んでる。表紙の折り返しにトルーマン・カポーティの近影写真が掲載されているのだけど、あれだね、ほんとに、この前死んだフィリップ・シーモア・ホフマンにそっくりなのね!!! 知らなかった!
改めて読み返し。映画の中の加瀬亮(主人公のお父さんの若き頃を演じてます)が「なんだかすっごく三菱造船の社員さんぽい!」と思ったものですが、注意深く読み返したら、やっぱりお父さん、三菱造船の人だった。船で通勤してたのかー。長崎はとても興味があるので、今秋行ってみようと思います。