美少女と美女と世界とキューバ危機/映画「ジンジャーの朝」

ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界 [DVD]

2012年イギリス作品。

このジャケットの左側、赤毛のお嬢さんがダコタ・ファニングの妹のエル・ファニング。すっごい美少女、2014年の今で16歳なので、撮影時は14歳かそれより下の年齢。じゅじゅじゅじゅじゅうよんさいっ!? 大変な美少女ですよ!! 青ざめたといってもいいような白い肌、薔薇のような赤い頬、湖のようなブルーの瞳、勝ち気さと利発さの象徴のような赤毛・・・・うわー、末恐ろしいッ!!! 

解説は映画.comから。
「オルランド」「タンゴ・レッスン」「耳に残るは君の歌声」のサリー・ポッター監督が、冷戦時代に突入した1960年代の英ロンドンを舞台に、社会の変革を通じて成長していく思春期の少女の姿を描いた人間ドラマ。同じ病院の隣り合うベッドで生まれたジンジャーとローザは、幼なじみの親友として多くの時間を共有して育った。10代になった2人は、学校の授業をさぼっては宗教や政治、ファッションについて熱く語り合い、世間で核の脅威に対する反対運動が盛んになれば、2人の関心も反核運動へと向いていく。しかし、ローザがジンジャーの父親で思想家のローランドに恋心を抱いたことをきっかけに、2人の友情に溝が広がっていく。ジンジャー役で「SOMEWHERE」「SUPER 8 スーパーエイト」のエル・ファニングが主演。

この映画なんですが、ジンジャー演じるエル・ファニングちゃんが美人すぎるし、、ローザを演じるアリス・イングラートも美人だし、ジンジャーのママを演じるクリスティーナ・ヘンドリックス(ドライブでストリッパーを演じてました)が化粧してないときとしてるときの差が激しすぎてデフォルトが超ボインで長い長いつけまつげをつけ髪を綺麗に巻き上げてる場面なんて女の私でもうひゃぁと言いたくなるくらいの美しさで、基本的にアップのシーンが連続する映画なのですが、そのアップに耐えうる素材だらけの美女映画で、ロリコンのおっさんの気もわからんでもなくなる映画でございました。

アレッサンドロ・ニボラが演じるジンジャーのパパが大変なK・U・Z・Uでして、芸術家崩れの左翼で(芸術家や左翼思想の方を貶めるつもりではありません)浮気者で生活力がなくて、そんなさなか、たいそうなKUZU発言をした瞬間、ギンレイホールの良識あふれる観客全員が「SINE!」と小さくココロの中で呟いたに違いありません。そのくらいのクズ。

イギリス・デンマーク・カナダ・クロアチアの合作、60年代の重そうな素材のファッションやインテリアも印象的で(しかし、外国の室内ってどうしてあんなに多くの色に満ちているのかしら。日本映画の室内ってだいたい茶色よね)、冷戦下での少女が少女らしく成長していくさまを描いてます。物語はともかく、美少女美女眼福映画として記憶してしまいそうですが。

これから夏までのギンレイホールの上映情報ですよ!

『偽りなき者』デンマーク版「それでもボクはやってない」
『ハンナ・アーレント』見はぐり映画!
『メイジーの瞳』
『鑑定士と顔のない依頼人』見はぐり映画!
『小さいおうち』見はぐり映画!
『そして父になる』
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』もう一度見るよ、マシュー・マコノヒー映画!
『ゼロ・グラビティ』もう一度見る!

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