「法然と親鸞 ゆかりの名宝」 東京国立博物館 平成館

空海展をみたあと、コンビニに立ち寄ったら、法然と親鸞展の前売りを売っていたので購入。会期が12月4日までということで、時間みつけてさくっと行ってみた。えぇ、引っ越して上野も近くなりました。
空海後の宗教界を牽引した法然と親鸞。今年は法然上人八百回忌・親鸞聖人七百五十回忌というめぐり合わせの年で、二人が上野平成館で800年ぶりに再会した、という触れ込み。人が多かったのでさらさらーっと見てきましたが、まとめますと。
・空海さまは本当に字が綺麗だった。
法然さんのはやさしく丁寧な丸い字、親鸞さんのは男らしい右肩上がりの字。それに比べて空海の字の完璧な美しさといったら! さすが「弘法も筆の誤り」ということわざが残るくらいだわ。空海さん字きれいすぎワロタ、というふうに言えばいいのよね、そうよね!
・いつの時代も絵が描けるとなんとかなる。
空海は曼荼羅で仏教世界をビジュアル化したけれど、法然・親鸞の時代になると人々に伝えるために絵巻の量がぐんと増える。絵だけ追っていっても話の筋がわかるくらい。700年以上前に描かれた絵巻なのに、あの色の美しさ。うーん、絵かきさんって、しかるべき場所にいあわせれば、仕事には困らないのかも。
・それでも宗教は時代を救うのか
専修念仏のこと、悪人正機説のこと(うん、歴史の授業で習ったね)を今、振り返るに、悶々と。
しかし展覧会って行くと疲れる。人が多くて疲れるのか、古い時代のものに、自分のエネルギーが吸い取られるのかわからないけれど、見終わるとわりとぐったりすることが多い。なんでかしら・・・。
ところで「ゴヤ展」は「ゴヤッ!」というキャプションをつけてポスター作ればよかったのに、よかったのにー。はい、ゆうめいな猫のドヤ顔お写真です。

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村石太ガール&アニメーター

悪人正機をプログ検索中です
善悪の判断の違いの人がいる。その 善悪の因果が 未来になる。心口意。悪いことの結果が恐ろしい。BATIとはあるのだろうか?宿命 宿業 因果と償いと生死
宗教研究会(名前検討中

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