日本酒の旅@中部地方 『岐阜 九蔵』


今年の花見写真その1。

帰りにくい。
先日、丸の内でミーティングした日、打ち合わせ後、「日本酒の会に呼ばれているのでご一緒にいかがですか?」と誘われて、新丸ビル7階、丸の内ハウス内のライブラリにお邪魔した。『サライが出会った新・銘酒 岐阜九蔵』というものです。
説明が難しいのですが、岐阜のとなりの長野に生まれた私でさえ「えっ、岐阜って日本酒があるの?」と正直思ってしまいまして、ごめんなさい。飛騨・美濃とくっきりとしたイメージを思い起こさせる地域がありながら、「岐阜県」となるとなぜかおおまかなイメージになってしまうその岐阜の九つの蔵から、選ばれた九つの日本酒を紹介するイベントでした。すみません、話がうまく説明できないので、このお酒のラベルを引用させてもらいます。

このラベルを一升瓶に巻き、瓶の口にはそれぞれの日本酒の名前を書いた封をする、という経済的且つアイデアあふれる試みでやんす。詳しくはこちらを。
登場したお酒は以下のここのつ。
『鯨波』 『白真弓』 『天領』 『花美蔵』 『百春』 
『三千櫻(みちざくら)』 『美濃菊』 『美濃天狗』 『御代櫻(みよざくら)』
この九つの日本酒を、日本酒ジャーナリストの松崎晴雄さんが丁寧に素人にもわかりやすく紹介してくださる。御代桜は、社長が34歳、杜氏が35歳という若い蔵。いわく「濃密な味わいと華やかな香りに一体感のあるボディ」。ひとくちいただくと、本当にワインのような香りの豊かさ。こっこれ瓶で買います!と言い出しかねない印象深い日本酒。三千櫻も飲ませていただく、『みずみずしい香味にひかれる、チャーミングな鮭』とありますが、桃のような軽やかさが感じられ、これもまたすてき。松崎さんの解説が日本語の表現としても勉強になるくらいすばらしく、日本酒もワインのように多様な表現ができるのか、とちょっとした文化的衝撃を得ました。
この九蔵の内容は、現在発売中のサライでも紹介されておりますので、ご興味のある方はぜひ。
http://www.webserai.jp/2011/05/6-ad7b.html
また、今週土曜には、九蔵のおかみさんたちが集まってトークショーもありますし、丸の内ハウスのフロアの飲食店でも九蔵のお酒が楽しめるようなので、日本酒好きは新丸ビルまでぜひー
日本酒の飲み比べって楽しい経験よ☆ 空きっ腹でやるとかなり回っちゃうけどね。
↓松崎さんのご本です。

2 COMMENTS

はつき

あら、スガさん。日本酒づいてますねー。きっと何かに呼ばれているのよ。土曜日もよろしくねん。
(実は私、生まれたのは岐阜。1年もすまなかったけど、岐阜のものには興味あり!)

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スガ

そうそう、私も日本酒づいてると思った。
あそさん、岐阜の生まれなんだー。
私、今、岐阜関係のお仕事いろいろさせてもらってますけど、そこらへんの話もぜひー。

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