深センには何度か行ったことがあるけれど、あそこは香港の出島だったんだなーとしみじみ感じた今回のはじめての中国メインランド旅行。今回の旅記事のまとめとその他自分メモなど。
旅行メモ
・現金必須! 現金多めに!
「電子決済とかスマホ決済とかもあるけれども、数日の滞在のためにアカウント開設するのもなんだしな」と思い、使い切りそうな分だけ現金を香港のATMでおろしたけれども全然間に合わなかった、というかホテルのレストランなどでもクレジットカードが使えなかったため滞在時間の割と早い段階で詰んだ。
その後も銀行ATMからなぜか引き出せなくて、クレジットカードでキャッシングしてしまったけど、その端末を現地で探すのも一苦労だった。現金多めに! 現金がなくてワタワタする時間ももったいないし、現金を手に入れるために探し回る時間も勿体無い。高いレートでもいいからホテルで両替しようかと思ったくらい。
・中港SIMカード
「変なSIM」などもあるけど、国境をまたいでスムーズに使うためには素直に中国と香港で使えるSIMカードをamazonで買っていくのがよいと思う。なんのストレスもございませんでした! おすすめでござります!
・中国のカレンダー
中国の祝日は政府が年明けてから決めるようで、「おっとここで連休になりましたか!」な不測の事態に遭うことも(ていうか遭った)。祝日の本土は大変な人出でホテル代も高騰するので(香港まで高騰してくる)避けたほうがよいです。中国のカレンダーはこのサイトが便利。
・香港のお買い物事情
優雅でクラシックなペニンシュラホテルがある九龍島尖沙咀は、いまやすっかりブランドお買い物ストリート。観光客が観光バスで送りつけられているのではないかしらという大混雑隅田川花火大会状態。お買い物をするなら香港島側で、ひととおりなんでも買えてトイレがグォージャス、ATM完備、疲れたときにちょっと腰を下ろせるベンチ豊富な金鐘駅のパシフィック・プレイスがおすすめです。
・ブランド品を買うために香港に行く時代は終わっていた
ように見えました。今回、何度も書いてますが、消費税抜いた本体価格はもはや日本のほうが安かったりするものがありました。1HKD 10~12円の範囲だったら飛んでいくけど、1HDK 14円だったら必死に買い物する必要はもうなさそうです、これがグローバル化なの!?
またセカンドハンドショップというかリセール?ショップというか、ヴィンテージという名の古物を扱ったショップがいくつかあるけど、だいたい日本資本のお店なのでー、しかもその正体は大黒屋だったりするのでー!!!! 大黒屋、世界ブランドかもしれまへんで?
香港ガールはHermesがお好き
中環駅のIFCという巨大モールのカフェでお茶したのですが、居合わせた客の女性が全員Hermesでひっとなりました。鞄病なので、他の方が持ってるHermesの鞄くらいだったら名前がソラでいえるわたくしですが。。。
ほほぅ、エトゥープのリンディ。荷物がっちり入る感じが頼もしくてよいのよね。
ほほぅ、エトゥープのバーキン25cm、ちょっと小マダムっぽくてよいわよね。
ほほぅ、エトゥープのバーキン32cm、王道感が素晴らしい。でもこれ1200gくらいあるよね、確か。
ほほぅ、エトゥープのボリード31cm、使い込んでいる感じが味あるわね、ってそれ私のじゃん、てへ☆
ボリードはおばさんくさいフォルムだけど、ファスナーぐるりで口をしっかり閉じることができて、31cmのは運んでいても辛くならない量しか入らないのがええんやで! この容量超えたら途中で「重い」「誰か変わって」ってなるんやで!! しかも本体750g(ショルダーストラップ含む)、これでもエルメスの革の鞄の中では軽量チームなのよ! 内ポケットがひとつあるけど、下手に小分けしてなくてスペース広く使えて優秀なんやで。すっかりボリードが似合う年頃になってしまって自分でもびっくりよ!
しかし、なにかしら、この香港の春の象色祭りは!? IFCの意識高め系おしゃれカフェだからこういうことが起こったの? いやぁっ、ちょっと怖いっ、自分も含めてちょっと怖い。年齢は私の10歳下から私が最年長な感じで。
フランクフルトでは圧強めのダミエ柄のルイヴィトンガールが多かったのですが、ガタイのいいドイツ人ガールに、がっしりしたデザインのルイヴィトンがすごく似合っていた印象がある。ルイヴィトンは、日本人が思っているもはるかに、欧州がっちり高身長ガールたちを想定して作られたバッグなのかなとも感じました。
・アジアのホテルの朝食は世界イチィィィ!
ヨーロッパのホテルって高級ホテルもそうじゃない級ホテルも、だいたい「ハム・サラダ・チーズ・パン」だけで、毎日毎日来る日も来る日も「ハム・サラダ・チーズ・パン」、高い金払った意味がわからんという気持ちになりますが、アジアのホテルはすごいわねぇー。広州のホテルもマレーシアの麺料理とか東アジア中の料理がずらりと並んでましたよ。ルームサービスのメニューにも「焼きうどん」と日本風の焼きそばがあったし、食には大変満足しました。
今回の旅程別まとめ
概要から日程順にまとめるとこんな感じです。様々な知見を得た実りのある旅でした。
香港-港珠澳大橋-珠海-広州-香港 珠江デルタ地帯一周中国高速鉄道乗り鉄の旅!/中港SIMカード超便利 香港-珠海-広州乗り継ぎガイド/珠江デルタ地帯一周中国高速鉄道乗り鉄の旅 その3 祝日のメインランドに手を出すな/広州一日観光のお話/珠江デルタ地帯中国高速鉄道乗り鉄の旅 その4 復興号で帰るいとしの香港へ/珠江デルタ地帯中国高速鉄道乗り鉄の旅 その5 夏立つや香港Hermes品数が/尖沙咀・中環・金鐘・銅鑼湾・機場 香港お買い物ガイド/エルメスのCalvi(カルヴィ)を買ってきたお話/珠江デルタ地帯一周中国高速鉄道乗り鉄の旅 その2次はどこで乗り鉄するのかしら! 中国地方は全然制覇してないのよね。ふふふふ!