花水木君の暮らしを肯定す/勢古浩爾「自分がおじいさんになるということ」

自分がおじいさんになるということ

老いの心構えをするために手にとってみた。軽妙なエッセイというものを久しぶりに読んで、なんだかさわやかな気分に。

作品紹介はAmazonから。
74歳、いよいよ老後も佳境に突入。押しも押されもせぬ老人になった著者が、お金も健康も心もとないながらも、思いのほか愉しい「老いのリアルな日々」をつぶさに綴る。
累計15万部突破、人気の『定年後のリアル』シリーズ、待望の最新刊!

要約するとこんな感じ。
現在全世界の人口は七十八億人いるとされるが、そのうち生誕から死まで無事な人生を送ることができる人間は、どれくらいいるだろうか。

自転車に乗る、自転車による身体の拡張を楽しむ、公園を歩く、ベンチに座って本をよむ、喫茶店に行く、コーヒーを飲んでたまにぼーっと外を眺める、木々の緑が、植物の葉のきらめきが、それが目に入るだけで嬉しい楽しい生きていることが嬉しい。
いまのひとの言葉でいう「マウンティング」をしない、のさばらない。バーベキューはやらない。芸人は、わたしの好き嫌いだけでいえば、サンドウィッチマンとナイツと銀シャリだけで十分である。死ぬまで読書をする。お金はそこそこ必要だが、ほんとうに健康が大事マジ大事。

作者の方は75歳なんだそうですが、私もこのひとの毎日とあまり変わりがない。自分の暮らしが肯定されたような気がして少しほっとした。でもまぁ老後までまだ時間があるので、もうちょっとガッツ出してもいいかもね。

 

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