初登山アテンドをして山紅葉/久々登山者を筑波山に連れていったお話

わたしの甥との筑波山登山のSNSを見た友人から「高尾山しか登ったことないんだけど、私も行ってみたい!」と連絡をもらったので、早速アテンドして行ってきた。

初心者向きだけどカタルシスは多少あったほうが「登山楽しい!」という気持ちになってくれるだろうから、穏やかな上りコースの迎場コースがよさそう。「あと温泉も入りたい、関東平野がバーンと見えるやつ」、ふむふむ、その関東平野バーンな日帰り温泉は午後3時で受付終了なので自ずと下山のリミットが決まってきます。となると、下山はケーブルカーを使ったほうが確実。

まとめますと『一時間弱は歩く+頂上制覇もできる+乗り物の力を存分に借りる』という以下のコースになりました。

乗り物に全部乗る!初心者安心ゆったりコース

というわけで当日のタイムテーブルです。当日は暑かったので小刻みに休憩を入れながらゆっくり移動です。10時台のバスで出発すれば男体山山頂や自然遊歩道も歩けたのですが、お互いの都合で11時出発です。

1100 つくば駅つくばシャトルバス乗車
1136 筑波山神社下車
-観光センターでお手洗い、筑波神社で参拝
1200 筑波山神社から白雲橋コース
1220 酒迎場分岐
1250 つつじヶ丘駅着
1300 ロープウェイ乗車
1308 女体山駅着
1320 女体山山頂着
-記念撮影をしてコマ展望台・ケーブルカー筑波山頂駅へ
1345 コマ展望台到着
-ここでお昼を取る予定でいたが、思いの外ケーブルカーの行列が長く、休憩を取らず列にそのまま並ぶ。1400の便は乗れず1420の便に乗れた。マジか。乗り物下山はこれがあるから面倒なんだな、メモメモ。
1420 ケーブルカーで下山
1428 宮脇駅着
-その近くのベンチで急ぎ足もぐもぐ
1445 関東平野バーンが楽しめる日帰り温泉へ
1525 日帰り温泉を出てバス停へ、
-観光センターに立ち寄った後、バス停へ
1545 筑波山神社バス停で列に並ぶ
1610 筑波山神社バス発車、ふたりとも無事に座れた
1700 つくば駅着

筑波山登山は時刻表との戦いだ

「公共交通機関を降りたらすぐ登山が開始できる」高尾山と違って、筑波山での行動はすべて乗り物の時刻表に縛られてしまう。つくば駅から筑波山へのシャトルバスしかり、20分間隔で運行しているロープウェイやケーブルカーもしかり。

駅からバスに乗って40分移動するというだけでも出発までのハードルが高いし、木が多い茂っていて眺望は望めないし(でも修験道らしく神秘的ではある)、木が多い茂っているから日没前から暗くなりやすい、岩がゴロゴロ・根っこボコボコで足元も悪い。筑波山に登るたびに、高尾山ってほんとうによくできている、なんて安全な山なんだと感動してしまう。筑波山に高尾山と同じノリでいかないでください、いかないでください。

筑波山は足元がほんとうに怖い

女体山からコマ展望台へ向かう下りのゴロゴロ岩の道で、年配の男性が上りで派手に転び、若い男性が下りで尻もちをついたのを見た。その日は晴れ。雨が降って岩が濡れていたため滑ったのではなく、多くの人の歩みにより岩の表面がつるつるに摩耗してしまっているのです。見た目よりもほんとうに危ないので注意してください。ちゃんとしたそれ用の靴を履いていくべきところです。

今後揃えるべきもの

「登山は絶対日帰り(家に猫がいるから)、泊まることがあっても山麓ホテル(山小屋に泊まるほどの高山に挑める技量はないから)」というゆる登山勢ではありますが、初心者さんでも今後足すべき装備を考えてみた。

リュックのレインカバー

1000円くらいのでいいから撥水加工のレインカバーがあるといい。一年で使うのも数回じゃろうし、小さくたたむことができるし。

ビニールのポーチ

百均で売ってるようなアレ。お財布やスマホ、本など濡れて困る貴重品を一式ここに入れる。日帰り温泉の貴重品ロッカーにもそのまま入れられる。

手袋

友人には出発前に「筑波山は手を使いたくなる局面が多いから、怪我防止のために手袋を持ってきてね!」と伝えておいた。短い行程だったけどやはり使う場面があった。オレ、ナイスアドバイス! ただ、割とピッタリする素材だったみたいで着脱が大変そうだった。フリースの防寒の手袋とかでいいんですよ、ちょっといいのを買って使い倒していけばいいんですよ!

パッカブルジャケット

パッカブルジャケットというと格好いいけど、要はくるくるぽいっとまとめられるウィンドブレーカー。温度調整のために、急な雨のために、必ず必要。私がいま着てるものはおそらく震災前に買ったやつです・・・大変な寿命ですよ・・・ノースフェイスのパッカブルジャケット・・・ありがとう!! 

日比谷ミッドタウンにあるおしゃれTHE NORTH FACEだと、なにかあっても絶対発見されそうもないグレーとベージュと黒しか扱っていない。やはりある程度派手な色がいいですな。

目印代わりの目立つシャツ

昔おねえいちゃんがコロンビアで買ってくれた赤いボーダーのシャツ。探されるウォーリーの気持ちを味わえるデザインですが、人混みの中で大変目立つので友人からは重宝したようです。素晴らしい。おねいちゃんありがとう。こんな派手なシャツですが温泉で脱いで着替えるからいいのです、帰り道は山帰りとは思えない服装に変身するのでこれでいいのです。

トレッキングシューズ

外反母趾がつらくて外反母趾の痛みを感じなくて済む「on」のスニーカーを愛用していますが、アレだ、これは山登っちゃいけねぇやつだった。きちんとしたトレッキングシューズを新調しなくては。「キャラバン」というメーカーのものがいいと聞きましたが、どうかしら。


[キャラバン] トレッキングシューズ C6_02 0010602 2E ¥11,687

登山用の道具も進化しているだろうから、このあたりで一新するのはいいかもしれませんね。時はきた、それだけだ!!

 

やまさん~山小屋三姉妹~、山小屋を切り盛りする三姉妹繁盛記。山の客を受け入れる人たちの実情がわかり大変勉強になる。猫がいるので泊まってまでの登山はしませんが、また少しずつ山登りしていきたいな。

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