愛と熱意の農業起業

 
この本の著者・曽根原氏の講演と、ワークショップに参加してきました。
曽根原氏は15年前、「耕作放棄地がうじゃうじゃあるぞ!」と八ヶ岳の麓・北杜市を開墾地に選び、そこで自給自足&エネルギー自立の生活を始めるのだが、あれよあれよという間に、東京ドーム2つ分の土地を開墾し、伐採時期となった森林から3トンの薪をこしらえ、八ヶ岳の別荘地の人々に売りつけ、起業し、NPOを作り、博報堂と業務提携し、三菱地所と業務提携し、内閣府なんたらなんたらの仕事をサポートし、今に至る、というなんだかすごい小柄なおじさん。「このちっちゃいおじさんのどこにそんなエネルギーが!?」とまじまじと見つめちゃいたくなる。
私自身は、このままでいったら日本中の現・限界集落が、すべて遺棄されてしまうのではないか、それをどうにかできないかしら、と考えている最中です。山下和美の「不思議な少年」のララ族(ヨヨ族の話はなかったよ)だらけになっちゃうんじゃないかしら、そして誰もいなくなっちゃうんじゃないかしら。里山再生とかそんな呑気な話じゃなくて、行政まるごと消えちゃうーいやーん!!!、でも私になにができるのかしらー、と悶々としている矢先に、友人に「こんなのあるでよ」と誘っていただいたのでした。
そんなおじさんと、その人の話を聞いて人生のなにかしらの進路を模索している人たちとの熱意に刺激を受けて帰って来ました。どうなるかなぁ。まずは、ペーパードライバーを卒業するところからだよなぁ。
ちなみに表紙のイラストは「俺は農業王になる!」という意味らしいです。なるほど。
しかし、北杜市、いいよねぇ。。日照時間長いもんねぇ。平らだしねぇ。東京から近いしねぇ。
全然関係ないけど、地方の自治体のサイトって、フッターの住所連絡先とかに、●●県って書いてないところが多いよね。こちらで調べれば済むことではありますが、あそこは書いてほしいですよねぇ。。

2 COMMENTS

たかとり

えがおつなげての方だったんですね。
団体の名前は存じておりました。
限界集落、耕作放棄地はわたしの活動の対象の一部ではありますが…
なかなか万能の解はなくてむつかしい…。
何かしたいなぁ、できるかなぁと思いながら、
小さな自分にできることをしつつ
周りにこっそりあれこれ仕込んだり
忍び込ませたりしたいなぁとか思っておりますよ。
(とこちらにもめもめも。)

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スガ

限界集落のことも考えてゆきましょー。
一緒に考えてくれる人が身近にいたら心強いです! よろしくです。

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