今日の着物は、くるりで買ったデニムの縞の着物+同じくくるりで買った紫の幾何学模様の帯+白い衿。すっきりと。
ランチは近所のイタリアンヌで。ゆったりとした時間を提供してくれるいいお店で、サービスは丁寧、料理はきめ細かくて素材もよい、しかもお安いときているもんだから土曜のランチタイムはなかなかに盛況。しかし、いかんせんお店がこじんまりしているので、そこはほれ、お客が大人にならないとあきまへん。
私たちの前菜が終わった頃、お母さんと4歳くらいの女の子の親子がお店に入ってきた。席はいっぱいで、店員さんがすまなそうに「申し訳ありません、20分ほどお待ちいただければ・・・」と伝える。お店の入り口近くで、その会話が聞こえるところに座っていた私はその「20分」がどの客を指しているかすぐわかった。メインも終わって、デザートのお皿が出つつある男一人と女二人の三人組。多分ご夫婦とその妻の友人といったところだろう。
4歳の子にとって「20分」がどれくらい長いものかくらいは想像がつく私は、あの3人組がそろそろ席を立ってくれるのであろうと思い安心した。
しかし、彼らは少々くつろぎすぎでした。
女の子は20分間以上もおとなしく待っているのだけど、男性はまだコーヒーの入ったカップを放さず、壁にもたれかかって足をだらしなく広げ、狭い通路の邪魔をする。女たちの視界には親子が入ってないのか、牛のようなのろさでデザートの匙をなめつづける。
なんだ、あの田舎ものたちは!
あのちっちゃい女の子がおなかすかしてるじゃないか!
彼らが全然席を立ちそうにもないと思い至った頃には私たちのデザートタイム。さくさくっと食べ、コーヒーもさくっと飲み、その店内で誰よりも早く店を出ることにした、そして出た。
公共の場で「あんな男と別れちまいなっ!」と思う場面がたまーにありますが、あの男性もそれだわ。周囲に目を配れない、気配りのできない男が、自分の女にやさしくれなるのでしょうか! いや、ない! しかし、世の中には「いいの、私にだけ優しければ、それでいいの」という女性もいるからそういう人には向いてるんでしょうけどね。私はいやだけどね、そういう男は。オチは罵詈雑言になりそうだから、ナシ!
ああもうっ!その通りですっ。
私もPTAのママ友とは決して個人経営のお店にはランチに行きませんっ。
最低3回転はしたいであろうお店の経営者にも気の毒だし、行列しているお客を尻目にのんびりとうわさ話なんかに身が入ったもんじゃないし。
だけど、子供が小さいうちはやっぱりラーメン屋とか、個人経営のレストランにも入れなかったなぁ、特にランチタイムには。
どうしたって食べるの遅いし、二人分の席を占領しながら二人分のお代には届かなかったし。
それから件のおっさんがドアを押さえてくれるとか、上座に女性を座らせてくれるとか、ワインを注いでくれるとか、コートを着せかけてくれるとかっていうことも期待できそうもないので、パス。きっとクレームだけはでかい声でがなるんだと思うんです。
あ、すみません。この手の話題には熱くなってしまう・・・民度がねぇ・・・
タバコをすうときに、
自分の彼女のほうに煙が行かないように、
隣のテーブルのほうに煙を吐く。
火をつけたまま吸わない時間の長いタバコを
手に持って隣のテーブルのほうに向けっぱなし。
そういう男(女も)を始終見かけますが、
やはりそのたび「そんなヤツとは別れなさい!」と
私も忠告してあげたいと思います。
ある舞台俳優のハンサム君が
「僕、最近つとめてエスコートしてますよ。
日本ではそういう男ってマイノリティだから、
絶対モテるもん」ですって。
あの三人組も長居したかったら、グローバルダイニング経営のラ・ボエームとかに行けばよかったと思うのよー。ねー。
>自分の彼女のほうに煙が行かないように、
こういう人って多いですよね。だから周囲に気が配れない男が、自分の女に心底やさしくできるのであろうか、と。
あと、『上座に女性を座らせてくれる』ができない男子はまぁ、単に経験不足なんじゃよ。