先々週と今週の本と映画と壊れかけのCtrlキーと/ポケモン夏祭り #ポケモンWCS2023、吉村昭など

7/31~8/6

Ctrlキーがバカになりそうなほどデータ作りの仕事をしていたが金曜日に終わった。寝ても覚めてもデータ整備。「もうダメだおいしいものを食べないと仕事ができない」と馴染みの中華料理屋へ行く。このシーズンならではのお料理をいくつか進められ食す。「このお店が徒歩圏内にあって本当によかった!」としみじみ喜びながら家に帰りました。すばらしい。

8/7~8/13

他の仕事もわりわりと進める。

ポケモン夏祭り その1

9日は友人があてたポケモンライブショーを見にみなとみらいの赤レンガ倉庫へ。ルカリオ、エースバーン、ゲッコウガ、ゼラオラというポケモンの中でもかっこいい系の子たちとピカチュウの光と炎と水の一大ダンスパフォーマンス。ほへー。Perfumeのライブってこんな感じなんでしょう? やるなぁー。ステージいっぱいに、画面いっぱいに広がるピカチュウたちの姿たるや、圧巻。

ピカチュウがプリントされたTシャツを着た警備兼誘導の会場スタッフのみなさんはどの方も爽やかで、マナーがよい。言葉遣いも丁寧で、彼らを前にしてお行儀悪く振る舞うことは一切できないほどの爽やかさ。スタッフの方のマナーが良いと客のマナーもよくなるのだ、人は鏡なのだ。

赤レンガ倉庫からランドマークタワーへ戻る道すがら、あちこちでポケモン関連のモチーフを発見しては撮影する。予約した店にたどり着くのに大変な時間がかかった。「やだこのお店(※鼎泰豊)、算数ができないくせに全部おいしい!」と楽しく食事しているとき、ハッと気がついたのです。「わたしたち、夕方のライブからいまこの時間までずっとこんなに楽しい思いをしてきたのに、株式会社ポケモンにまだ一銭もお金払ってないよ!?」ということに気が付く。おそるべし、ポケモン!

タカラトミー 『 ポケットモンスター モンコレ MS-10 ルカリオ 』 ポケモン フィギュア おもちゃ 4歳以上 玩具安全基準合格 STマーク認証BANDAI SPIRITS ポケモンプラモコレクション 50 セレクトシリーズ エースバーン 色分け済みプラモデルタカラトミー 『 ポケットモンスター モンコレ MS-08 ゲッコウガ 』 ポケモン フィギュア おもちゃ 4歳以上 玩具安全基準合格 STマーク認証 Pokemon TAKARA TOMYタカラトミー 『 ポケットモンスター モンコレ MS-09 ゼラオラ 』 ポケモン フィギュア おもちゃ 4歳以上 玩具安全基準合格 STマーク認証 Pokemon TAKARA TOMY

ポケモン夏祭り その2

11日は屋外で開催されている「ポケモン夏祭り」会場へ。入場前に小さめのエビアンを二本渡される、絶対に熱中症患者を出さないぞという主催者の強い意志を感じる。臨港パークには縁日の屋台が点在し、モンスターボール投げやらビリリ玉転がしやらコイキング釣りやらがすべて無料で楽しめる。え、無料? しかもステッカー、クリアファイル、ボールペンなどのお土産付き。どれも20~30分並ぶ必要があったが、「参加者を絶対に不愉快にさせない!」「参加者に不公平やズルといったネガティブなものを絶対に感じさせない!」という主催者側の強い意志によるきめ細かい対応が各所でなされ、待っているのも苦にならない。凄まじい。これが志ある企業ブランドというものか。

どの撮影スポットも自然発生的に列ができており、みなさん本当にお行儀がいい。ポケモンの前で悪しき魂を晒してはいけない、と誰もが自らを律しているよう。なのになぜ、ポケモンカードはあんなに高騰するのか、こればっかりは謎だねえ。

ポケモン盆踊りも踊り、夏のポケモンを堪能しまくった後食事、その後界隈を散歩して解散。ちくしょーピカピカいってるかわいいやつめ、かわいいやつめ!!

初恋のきた道

初恋のきた道 (字幕版)

チャン・イーモウ監督作品。文化大革命前後の西安近くの農村が舞台の物語。チャン・ツィイーが町から来た青年教師に一目惚れして・・というお話。チャン・ツィイーの走り方に特徴があり、中国には体育の授業とかないんだっけかなと思いだしたりした(間違っていたらすみません)。原題は「我的父親母親」だけど、この邦題はとてもいい邦題。

HERO

英雄 ~HERO~(字幕版)

怒涛のワイヤーアクションが続く大中華アクション大作。衣装はワダエミ。公開当時はどんな感想を抱いたのだっけな。思い出せない。

グリーン・ディスティニー

グリーン・デスティニー

チャン・イーモウ監督作品だったけ、どうだっけと思いながら見た。エブエブ母さんのミシェル・ヨーが出てる。この人も容色衰えない人だ。なぜ。

いしいひさいち「ロカ」

ROCA: 吉川ロカ ストーリーライブ

泣いた。瀬戸内の港湾の街はどこもこんな感じなんだろう。ののちゃん一家がうどん食べてるシーンでも泣いた。玉野は偉大なる漫画家の産地だと改めて思った。

「砂糖の世界史」

砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)

名著。欧州の東からきた茶と西から来た砂糖がイギリスで出会い、「上流階級たるもの超高級品の砂糖もお茶もふんだんに楽しむざます★」と紅茶を飲む習慣が生まれ、下々まで浸透していく。急速に進んだ工業化で地方から都市へ人口が流出するが住宅は劣悪で台所もトイレもまともに設備されておらず(映画ベルファスト(字幕版)「アンジェラの灰(新潮クレスト・ブックス)」などでもその住宅事情が描かれています)、しかし始業時間をきっちり守る必要があるため、労働者たちはなんとか朝ごはんを食べてから出勤しなくてはいけない、そんなとき、ハイカロリーの砂糖がたっぷり入った紅茶は食事代わりとして重宝された。また工場でも腹ペコな午後を乗り切るために、夕方のお茶の時間が用意されるようになった・・・・なるほど・・・・。その他、なぜハイチがいまもハイチであり続けているのか、残酷な史実も記されています。名著。

吉村昭「漂流」

漂流(新潮文庫)

江戸・天明年間、シケに遭って黒潮に乗ってしまった男たちは、不気味な沈黙をたもつ絶海の火山島に漂着した。水も湧かず、生活の手段とてない無人の島で、仲間の男たちは次次と倒れて行ったが、土佐の船乗り長平はただひとり生き残り・・・

八丈島から300km南の海上に浮かぶ鳥島、鳥島の鳥は「アホウドリ」でアホウドリの一大生息地。そこへなんの文明の道具も持たず流された土佐の船乗りの物語。読んで! 人間ってすごい。ほんとうにすごい。

キングスマン

キングスマン(吹替版)

背広業界復権の物語・・・というわけでもないのですが、防弾機能もある立派な織りのあの紳士傘、ほしい~。サミュエルエルジャクソンの悪党っぷりがなんだか不思議~。

 

夏も終わりここからは残暑ですね。みなとみらいはトンボの数がすごかったです。

 生しらす丼を拵へ秋立てり(鶉)

みなさま、どうぞご自愛くださいませ~!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください