2012年のご本なのでちょっと情報が古いところはありますが、海外パック旅行の選び方や旅の荷物の詰め方、時間の決まった旅行での効率的な過ごし方とか。書き手の人は「なにがなんでも安いツアーで」とは考えておらず、「格安ツアーでなくてもいいんだけど、オトクにできるところはオトクにしておきたい、あ、そのオトクって時間や快適さも含まれているんで、その分はお金払ってもいいんじゃない?」というポリシーで、ふむふむなるほどほほーん。そういう考え方、私、好きですよ。
今年は海外数回目の人といく親族旅行が決まっており、彼らの私に対する期待値はかなり高く、粗相があっちゃなんね、無事に自宅に帰すまでが私のミッションじゃけえと、こういうご本を手にとってみた次第。で、著者の方の営業妨害にならない程度にTIPSをメモメモ。
・旅行の目的地は地域でくくる。イタリアは南イタリアとシチリア島周遊とか、中欧周遊(ハンガリーチェコオーストリア)、北欧周遊(ノルウェースウェーデンデンマークフィンランド)、中国だったら九寨溝と黄龍といったように大きなくくりで見る。
↑ わかる! ちょっと足を伸ばせば隣の国にいけますやん、とかあるし! 広そうに見えるけど、長野県と岐阜県足したサイズの国 → 九州くらいの国 → 北海道くらいの国 の移動で済むところもあるし。
・現地の日没時間に注意する。
・急な空き時間に対応できるよう事前に調べておく。
・ホテルに入ってからの時間の過ごし方を決めておく
・両替の単位は現地のビール単価一杯を基準とする。
・デジカメは予備機を持っていく。
・SDカードは旅行日数分、毎日取り替えるくらいでよい。
・眺望に期待できないホテルの場合、低層フロアのエレベーター近くに泊まる。
極小荷物・安全優先で出掛け慣れていたつもりでおりましが、まだまだやるべきこと・学ぶことはありますなぁ。メモメモ。
旅行代理店のまとめ
あと、これは私がよくやる手なのですが、高い旅行会社のパンフレットを手元で広げながら、お値ごろツアーをオンラインで似たようなコースのものを予約する。「お高い旅行」って、飛行機の上級クラスだったりホテルが高級だったり観光地で優先レーンがあったりはするけど、見に行く場所は変わらないので。私のイメージですが、各社こんな感じです、お高い順に。
航空会社系:高くて高い。買えない。
JTB:高くてサービス充実、お値ごろなものもあり
HIS
阪急交通社:安い、客層が個性的、だけど内容がパワフル。
旅工房やトラベル・スタンダード・ジャパン:旅慣れた人向きの自力往復手配旅行・自分である程度カスタマイズできる楽しさもある。宿はしょぼいがマイルがよく貯まる。エクスペディアで組み立てる「飛行機+ホテル」パックよりかなり安く上げられる。
ネットで検索すれば現地の日没時間もすぐわかる、現地にお住まいの日本人ブログもすぐ見つかるし、旅行クチコミサイトでホテルの評判もわかるし、ほんとうに、旅行しやすいよい時代になりました。今年はどっこに行くのかなー。楽しみ楽しみ!